【不安定なFXトレードを安定させる方法・その4】「ストラテジー/戦略」と「戦術スキル」を分けて考えておく、「ストラテジー/戦術」①!初心者の失敗回避

初心者の方に大事な「当たり前」の考え方!
「トレードが安定」シリーズ
その1:トレード基礎知識を意識するとトレードが安定
その2:トレード基礎知識を一元化・シンプル化
その3:トレードのイメージの3つ/もしくは6つのアクションに分ける方法
その4:今回ここです!
マーケットプライスの予想は無意味?
マーケットプライスの予想は無意味?
独断・主観です!
異論はあると思いますが、デイトレでもマーケットの動きを予想することは不可能ですし、無意味だと思っているトレーダーさんが多いと思います。
自分のトレード手法でチャートを分析し、プランを「A/ロング・B/ショート2通り」立て、直近のマーケットの動きを判断し、若干の優位性を見つけ出し、期待値が高ければ反応する。
トレード手法 = 「ストラテジー/戦略」+「戦術スキル」
と、分けると整理しやすいです。
「戦略/ストラテジー」と「戦術スキル」を分ける!
厳格な区別はないので主観ですが、違いを強いてあげれば、個人トレーダーさんの場合、「マーケットイメージを捉えるための考え方」と「トレードでの具体的エントリー・エグジット判断基準」、でしょう。
トレード手法=「ストラテジー/戦略」 + 「戦術スキル」
まず、この2つを分けて考えることで混乱を避けて、頭の中をうまく整理していきましょう!
今回と次回/若干具体的、は、「戦略/ストラテジー」の考え方です。
「当たり前のこと」を「意識」できているか、が「大事な要素」!
例えば、下記は前回NO.3の3つのアクションの例ですが、殆どの利益が出せていない初心者トレーダーさんも、「当たり前のこと、そんなこと知っている」と答えるかもしれません。
しかし、勝てないトレーダーさんが、リアルトレード時に、本当に上記のことを意識してトレードできているかは、若干「微妙」です。
勝てるトレーダーさんは、間違いなく、この例や他の「当たり前のこと」をすべて意識/もしくは無意識下、してトレードしています。
これが、勝てるトレーダーさんと、そうでないトレーダーさんの「意識差」です。
そのためにも、毎回出てきますが、下記の手順で下の①から③のリアルトレードのスタートラインまで、辿り着く必要があります。

トレードだけに限らず、スポーツやビジネスの世界でも同じですね。
2020年現在、1億円以上の年収を稼いでる方の割合で一番多いのが、「トレーダー/投資家」さんです。
トレードに関して言えば、他のものに比較して「才能」は、それほど必要ありませんので、違いは「意識差」だけと言えます。
トレードで必要とされるのは、「徹底的に意識して、考えること」だけです!
「戦略/ストラテジー」の方が大事かも!
初心者の頃はどうしても、「戦術スキル」だけに興味が集中しがちですが、「ストラテジー/戦略」の要素をしっかり固めておかないと、チャートを分析する時に、情報が足りなかったり、過多になったりし、的確な判断ができなくなることもありますので、こちらにも時間を掛けてしっかり洗練しておくとトレード手法全体が洗練されます。
「ストラテジー/戦略」は、トレード手法の土台になるものですから、「戦術スキル」を活かし機能させるためにも、疎かにできません。
「聖杯」はあるのか、ないのか?

「聖杯」はあるのか、ないのか?
「聖杯」をどう捉えるかによります。
①「聖杯」を、常に利益を出せるような手法と考えると、当然ですが、そんなものはありません。
この①の「聖杯探し」に捕まると時間や資金を無駄にしてしまうことになりますので、聖杯探しをするなら②の方にしてください!
②「聖杯」を、例えば毎日数回トレードを繰り返し、1ヶ月単位/月末、ではマイナスがなることはない、トレード手法、とすると、それはあり得ます。
常勝トレードさんは、この手法で、優位性のある、期待値の高いポイントでしかトレードしませんので、勝ち続けることが可能なのです。
マーケットは、ランダムウォークなのか?

マーケットはランダムなのか?、独断・主観です!
初心者の方は特に、自分の予想や手法にこだわり過ぎて、柔軟な対応ができない場合が多いので、ランダムに動くものだと思ったほうが良いと思います。
実際は、地政学的なイベント、指標発表や国家間の政治問題、各国・地域のそれぞれの思惑やトラブルなどで、プライスは反応し動きますので、コアな部分では、全くのランダムウォークとも言えません。
プライス=経済のコアな動き+人間の感情バイアス+フィボナッチ数列
AIの反応やトレーダーさんのバイアスの掛かったエントリー・エグジットも加わり加速しますし、量子コンピュータレベルのトレードが加わると、人間のバイアスまで読み取れるでしょうから、そこには規則性も発生するでしょう。
フィボナッチ数列は元々、自然界の規則性を数学で捉えたものですので、それがある程度、マーケット上でも同様に自然界の法則も機能していると考えたほうが、自然です。
これを完全に解き明かすことは、現在ではまだ出来ませんので、最初に書きましたが、初心者レベルではとりあえず、いつ変な方向へ動くかもしれない「ランダム性」が強いと考えて対処を考えておいたほうが無難です。
ファンダメンタルとテクニカル、テクニカルの欠点・弱点

ファンダメンタルは、以前は結構多くの方が意識されていらっしゃいました。
株や為替の中長期トレーダーさん、特に株トレーダーさんには、企業業績や各指標の数値は不可欠ですが、短期デイトレやスキャルピングが主流の個人FXトレーダーさんは、指標発表時にはホールドされない方が多いです。
デイトレやスキャルピングトレーダーさんは、今ではテクニカル主体の方がほとんどだと思われます。
テクニカルトレードは、チャートを分析し、マクロ的な視点とミクロ的な視点、いわゆるフラクタルな分析から環境を把握し、トレードしていくスタイルですが、通常は殆どが平均値の各データを使用しますので、後追い的なトレードになりがちで、早めにリスクを取りトレードすることが求められますが、若干難易度が高い点です。
大事なのは「何処でリスクをとるか」に集約すること!

初心者の方は、一度大きな失敗を経験すると、どうしても安全なトレードを求めるようになってしまいます。
ここが難しいところなのですが、トレードには安全な手法も安全なトレードもないですので、それを理解し、しっかり「自分のトレード」をすることが求められます。
リスクがゼロのトレード手法を探し始めると前記①の「聖杯探し」になりますので、大事なのは「自分のトレード手法のリスクリワード値のベストなポイント」を探すことに専念することです。
このポイントは、残念ながら他人に聞いても、参考にはなっても「答え」は見つかりません。
方法は、上記のピラミッド型の「トレード手法」構築方法で、自分で見つけていく以外に方法はありません。
思考要素は単独では使用しない、重なりが重要!

もちろん「戦術スキル」でも同じですが、「ストラテジー/戦略」でも一つの要素で、強固なプランを構築することは難しいです。
「ストラテジー/戦略」でもいくつかの要素の中から「重なり」を見つけ、優位性を高め、期待値を上げられるよう工夫する必要があります。
次回の「ストラテジー/戦略②」で、若干具体的な考え方をご説明したいと思います。
マルチモニタ、スマホ・タブレット

以前は結構若い方で、マルチモニタでのトレードをあまり良く思われていない方が多いでしたが、最近では若いトレーダーさんでも、マルチモニタを使用される傾向が高くなってきたように感じます。
やはり、スマホやタブレット1台では、視野が狭いので、同時にチャートを複数見ることのできる環境のメリットが判ってきます。
複数のモニタで複数のチャートを監視する経験をして、初めてわかる「気づき」もあることがありますので、どちらがベターかはトレードスタイルにもよりますが、一度マルチモニタで手法を詰めてから、スマホやタブレット1台でのトレードへ向かったほうが良いように思えます。
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まとめ
トレードを始めたばかりの時は、トレード手法 = 「戦略/ストラテジー」 + 「戦術/トレードスキル」とはなかなか考えられずに、ゴチャゴチャになりがちですが、分けて考えると頭が整理されてきます。
どうしても「戦術スキル」ばかりになりがちですので、「戦略/ストラテジー」も 意識して、どのような考えでトレード手法をまとめていくか、良いアイデアが浮かんでくるまで一度ゆっくり考えながら、模索してみるとスキルアップにもつながりますので、試してみてください!
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