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【FX詐欺を回避する!】「養分」にならないためのアフィリエイト・IB・無料EAシステムなど5つの注意点と海外・国内比較!初心者失敗回避
認識しておくべき当たり前の注意点!
トレードや副業で簡単に儲けられるものは存在しません!
①当たり前ですが、証券会社/ブローカー、トレーダーも含めてビジネスですので、利益をあげることがメインの仕事、であり「最優先事項」です。
②基本的に、カスタマー/一般トレーダーさん、も大事ですが、会社の利益を優先して何事も決められ、動いています。
特に金融関係では、その傾向が強いことはみなさんもご存知だと思います。
③そのことを十分理解して、証券会社/ブローカーさんのサービスを利用しなければなりませんし、全てが「自己責任」になります。
この記事の目的は、詐欺を摘発するために書いているのではなく、初心者のトレーダーさんが、IB/イントロデュース・ブローカー、無料EAシステムなどの仕組みのメリット・デメリットを理解して使用されるようなることが最優先です!
IB/イントロデュース・ブローカー、無料EAシステムも、他の一般のビジネスと同様に、まともなところもあれば「詐欺」も多いです。
特に詐欺は、SNS/Twitterやメールによく見受けれられますが、詐欺といっても「確信犯的な詐欺」と、ステルス的に「内容を理解させずに」アフィリエイトの口座開設に引き込む、トレーダーさんに不利になるようなシステムもあります。
無料EAシステムも全部が詐欺的なものではなく、真面目に開発されていてビジネスとして成り立つものもありますが、プロフィールに短期間に少ない資金から「数億」儲けたとか、「常識ではありえない勝率」、「デモや書き換えた取引履歴」をアップし、多くのフォロワーを集めて、口座開設させるものなど多いです。
このあたりは、それだけでも詐欺に限りなく近い「グレー」なゾーンと言えると思いますが、騙されやすいので特に気をつけてください!
個人的には「EA」にも興味がありますし、将来的には楽しみにしていますが、現在まだ満足できるものは見つかっていませんので、AIも視野に入れ、もう少し将来に期待しています!
DD方式・NDD方式
国内業者さんと海外業者さんの違いの一つ:トレーダー注文の証券会社の受け方の違い。
国内業者:殆どが「DD方式」を採用、一部「NDD方式」
海外業者:殆どが「NDD方式」を採用、です、通常口座により分けています。
ただ業者さんによっては、実際どうなのかか疑わしい場合もあります。
①DD方式:Dealing Desk・ディーリングデスク/相対取引/OTC・Over The Counter/Bbook
トレーダーの注文を業者さんのディーラー部門を介し、インターバンクに注文する方式。
この場合、証券会社のプロディーラーが注文をコントロールすることが可能なので、インターバンクには注文を流さないで、証券会社が「呑む/ノミ行為」を行うことができます、ただこれは法律違反ではありません。
②NDD方式:Non Dealing Desk・ノンディーリングデスク/Abook
トレーダーの注文を業者さんのディーラー部門を介さずに、インターバンクに注文する方式。
このように、DD方式とNDD方式ではトレーダーと証券会社さんの関係が逆になります。
DD方式の場合トレーダーさんが損をすると証券会社が儲かる、NDD方式の場合トレーダーさんに多くのトレードしてもらい手数料で証券会社会社は儲かる、というシステムになります。
国内・海外トレードの利益
DD方式とNDD方式では、証券会社さんの利益を出す方法に違いがあります。
一般的にトレーダーさんの90%は負けているといわれていますが、証券会社さんに入る注文の90%は、負けトレードになるのですから、インターバンクへ注文を出さないで、証券会社で「受けて」しまえばトレーダーさんが負けた分は会社の利益になるというわけです。
トレーダーさんのトレードレベルは簡単に判断できますので、会社が利益を出すことはそう難しいことではありません。
証券会社さんのコンピュータには、トレーダーさんの履歴が全て残っているわけですから、それから判断すれば国内の殆どのDD方式業者さんの場合は、この利益の出し方になります。
またDD方式ですとプロディーラーさんの処理に限界がありますので、国内ではスキャルピングやEAが禁止されている会社が多い理由もここにあります。
下記のようなデメリットもあります。
- 「ストップ狩り」:逆指値のストップをスプレッドを故意に広げて約定させる
- 「スリッページ」:約定価格を故意にズラす
- 「レートの変更」:タイムラグに見せかけて、リアルレートと故意にずらす
- 「リクオート」:注文を故意に拒否
ストップ狩りは、以前目に余るほど酷かったですが、最近は通常のマーケットではあまり目立たなくはなっています。
NDD方式の海外業者さんの場合は、利益のすべてが手数料とスプレッドですから、多くのトレーダーさんにたくさんトレードしてもらって、利益を出す必要があります。
これが大きな違いです。
国内業者/DD方式、さんは、対象の「呑んだ」トレーダーさんの売買がマイナスになって、負ければ負けるほど会社の利益になります。
海外業者/NDD方式さんは、どんな手を使ってもたくさんのトレーダーさんに多くのトレードをして貰う必要があります。
次に説明しますが、国内ではグレーゾーンになりますが、海外業者さんはボーナスをたくさん付与したり、レバレッジを魅力的な倍率にしたりサービスを付与して、無料EAを含むIBブローカーさんに国内での宣伝をしてもらい、お客さん/トレーダーさんを増やしています。
※海外業者さんが日本の金融免許を持たないのは、これらのボーナスや高レバレッジのサービスをできなくなるからです。
スプレッド・手数料・ボーナス・レバレッジ
スプレッド:「通貨を売る時の価格/BIDと通貨を買う時の価格/ASKの差」をスプレッドといいます、日本語では「呼び値」。
Bbookの海外業者さんのスプレッドは、国内業者さんとは比較にならないほどスプレッドが広いですが、その中からIB/無料EA配布者さんへ手数料が払われますので、しっかり理解して利用してください。/詳細は下記で。
※ただ、紹介料をスプレッドに上乗せされているわけではありませんので、誤解のないよう理解してください。
取引手数料:国内取引では手数料ゼロがほとんどですが、スプレッドも手数料の一部ですので、初心者の方はしっかり理解してください。
国内DD方式の場合、手数料もスプレッドを低くしても他のシステムで利益を上げているので、手数料ゼロ・低スプレッドが可能になっています。
ボーナス:国内業者さんでは、新規口座開設時と入金時に、一定の取引でのボーナスが貰えるところが多いです。
海外業者さんでは、トレーダー数を多くしないとビジネスが成り立たないので、口座開設の他に入金のボーナスや取引に応じたボーナスなどが客寄せのサービスとして付与されています。
上記のボーナスは、取引の資金としてのサービスなので現金化はかなり少額になるか、出来ないところがほとんどです。
レバレッジ:国内は25倍、ヨーロッパは確か30倍ほどですが、海外Bbookでは以前の日本と同じで、ほぼ無制限、最高で5000倍というところもあります。
海外IBブローカー/無料EAの利益
前記のように、海外業者さんはシステムの都合上日本国内金融免許を持たないので、日本国内では「IB/イントロデュース・ブローカー」/アフィリエイト、を介してトレーダーさんを間接的に紹介してもらうことになります。
「IB/イントロデュース・ブローカー」のシステムも無料EAも微妙ですが、ビジネスモデルなので、問題はありません。
問題は、システムの詳細を十分知らせないで口座開設させること。
Twitterやnote・Brainやメールなどを利用して嘘のプロフィールを書き、「簡単に誰でも儲かる」「勝率90%以上」「短期間で小資金を億にした」などの煽りで、初心者トレーダーのフォロワーを騙し集めて紐付けした口座を開設させる、これは限りなく「詐欺」と同等です。
これも「グレーゾーン」になりますので、度が過ぎると金融庁の警告などの対象になります。
「IB/イントロデュース・ブローカー」のシステム自体は単純で、トレーダーさんを証券会社に紹介すると紹介料を貰えます。
「IB/イントロデュース・ブローカー」のシステム」
「IB/イントロデュース・ブローカー」
トレーダーを海外証券業者・ブローカーに紹介することで、紹介トレーダーさんがトレードする毎に、一定の手数料/マージンが支払われます。
支払われる手数料額/マージン
一例ですが、1ロット/海外では10万通貨毎に10ドル/日本円1000円強、程度だと思ってください。
つまり、毎日紹介したトレーダーさんが、1ロットトレードした場合/当然勝ち負け関係ありません、一人分で1ヶ月で22.000程度の手数料利益になります。
海外でトレードされる方は、毎日10ロット/100万通貨以上トレードされる方も多いですので、その場合は一人のトレーダーさからの分だけで、月22万以上の手数料収入になります。
このレベルのトレーダーさんを10人紹介しただけで、「継続的に」毎月200万以上の収入ということになります。
Twitterなどで数万人のフォロワーさんを集めて、海外証券業者さんに紹介して、1%が「スタンダード口座」を口座開設して、毎日1ロットトレードした場合、毎月1000万円以上の収入が継続的に入ってきます。
後はトレードでたくさん儲けたり・負けたりしているふりをしているだけで、更に収入は増え続けます。
※紹介時だけ高額の紹介料が支払われるシステムもあります。
「無料EA」
Twitter上での「無料EA」でよく見かけますが、「IB/イントロデュース・ブローカー」とは、言わずに「無料EA」という表現だけを使用される場合が多いです。
全く同様の収入が継続的に発生します。
EAの場合、勝手にトレードしてくれますので、マーケットの状況にもよりますが、毎日1ロット程度は最低でもトレードしているのではないでしょうか。
マーチンゲール/ナンピンスタイルなので、それなりに負けずに継続できたりしますが、大半は大きなマーケット変動でパンクしてしまうことが多いです。
再度確認しますが、紹介されたトレーダーさんが「勝っても負けても」関係なく、手数料/マージンが支払われ続けます!
責任回避のために、最初の時点で「自己責任」であることが何度も強調確認されていると思います。
「キャッシュバックサービス」/どうしても海外口座を利用されたい場合は必須!
「キャッシュバックサービス」も、「IB/イントロデュース・ブローカー」を利用していますが、20%程度をシステムの利益として、残りの9ドル/950円程度をキャッシュバックとしてトレーダーさんへ返してくれます。
つまり、スプレッドの中の約0.9pips程度/スタンダード口座の場合、安くなるシステムなのでこれは利用する価値があります。
「キャッシュバック」を受け取るためには、「キャッシュバックサービス」業者さんのサイトから、新規口座開設もしくは追加口座開設を行い、紐付けする必要があります。
「キャッシュバックサービス」を利用する場合、通常の口座開設ボーナスを始め入金ボーナスなど、ボーナスサービスは受けられません。
この高額な「IB/イントロデュース・ブローカー」さんへの手数料/マージンが、詐欺までしてトレーダーさんを集める元凶になります。
「IB/イントロデュース・ブローカー」ビジネス自体は、どのビジネス界でも普通に存在している手数料ビジネスなので問題ないですが、トレーダーの集め方で色々問題もあります。
その一つが、「詐欺」と過度な「アフィリエイト」です。
金融免許・営業認可
現在レバレッジは、国内は25倍、ヨーロッパは確か30倍ほどですので、高レバレッジのサービスをメインにするほとんどのBbook海外FX業者さんは、金融規制のゆるいオフショアエリアで、日本人トレーダー向けに会社を置いてビジネスしています。
海外業者さんの中には、海外金融免許も無しで営業している国内で名が知られている業者さんもありますので、しっかり確認してください。
資金の持ち逃げ等のトラブルは最近あまり聞きませんが、出金拒否等のトラブルはそれなりにありますので、注意が必要です。
また資金の保全情報は、ネット上ではあまり確かな情報がないので過信は禁物です。
国内業者さん海外業者さんの大きな違い!
国内の場合は、法律で資金保全は保証されています。
国内業者さんの場合の最大のメリットは、資金保全と税金になりますが、大きな地政学的暴落などマーケットで起こった場合、強制ロスカットが追いつかず、口座資金を下回る損失が出た場合には、トレーダーさんが証券会社さんに負債を抱える、「追証」が発生します。
これが、国内業者さんの場合のデメリットです。
まとめますと下記のようになります。
国内業者
レバレッジ:25倍
資金の保全:安全
ボーナス:口座開設時のみ
デメリット
欠点:追証が発生する場合がある
海外業者
レバレッジ:自由/5000倍もある
資金の保全:安全ではない
ボーナス:口座開設・入金・取引ボーナスなど豊富
メリット
追証なし/ゼロカットシステムを採用しているので、口座がマイナスになってもマイナス分を支払う必要はない
出金拒否・トラブル
海外FX業者さんの評価は下記で調べると便利です。
Forex Peace Army:https://www.forexpeacearmy.com/
海外サイトなので、必要な場合、日本語に翻訳してご利用ください。
海外業者さんの「確信犯的なもの」とトレーダーさんの「規約違反によるもの」です。
確信犯的なものは、海外業者さんが計画的に資金を持ち逃げする場合に、出金させないケースやなかなか払われないケース。
規約違反については、国内とシステムが違ので、トレーダーさんが規約無視した場合には、出金拒否や口座凍結されるケース。
規約違反を起こしやすのが「両建て」に関するもの!
国内では「両建て」は認められていますが、ゼロカットシステムを採用している海外業者さんでは、システムを悪用した詐欺を防ぐために、同口座内での「両建て」以外は禁止のところがほとんどです。
違う証券会社の自分の口座、奥さん・ご主人・親戚・友達の口座を利用しての「両建て」もすべて一部の業者さんを除いて禁止されていますので、悪質で発覚した場合アカウントの取り消し・出金拒否になりますので、注意してください!
トレード資金を増やすために海外FXを利用されたい場合!
ここまでご説明いたしましたように、海外口座は国内証券会社とはビジネスモデルが若干違いますので、利用される場合は目的に合わせて口座開設し、リスクをできるだけ軽減し、サービスを最大限に利用して、まずはトレード資金を増やす目的でトレードされると良いと思います。
海外業者さんはいくつか国内でも有名なところがありますが、そんなにサービス自体は変わらないので、下記をかなり以前から使用継続しています。
海外ブローカー口座を有利に使うためには?!
CFDで仮想通貨・US500Cash・GOLD・原油などトレードされる場合は、「EXNESS」さんの用に良心的なところもあります。
ただしボーナスなどの不要なサービスはありません。
日経225/スプレッドは少し高いのですので、あまりオススメいたしません。
「GOLD」は、固定で国内より少し安く、特に「GOLD」専門の方にはオススメいたします。
国内と海外との税金の違い
税金につきましてはいずれ別記事にしますが、国内の場合は分離課税で20%、3年持ち越し可能。
海外利益は、雑所得の累進課税になりますので、大きな利益になると最大で55%ほどになります。
前説明のように海外口座ではボーナスと高レバレッジを利用して、リスク回避のために少ない資金を利用し、トレード資金をある程度稼ぐのに利用するのが理想的です。
まとめ
現在はネット情報で溢れていますので、海外業者さんや国内証券会社さんのシステムや、「IB/イントロデュース・ブローカー」「無料EA」「キャッシュバックサービス」のシステムを良く理解して、少しでも手数料を安く抑え、資金の保全などのリスクも考慮して、利益が出た場合はこまめに出金して、国内の口座へ移動してください。
SNSやメールの過大広告や嘘のプロフィールなどにくれぐれも騙されないように、自分の目で確認し、ご利用してください!
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