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【MT4で「ダウN字」を見つける簡単な方法!】FX・トレードで勝ち残るための基本的な重要な考え方! 初心者の失敗回避
今回も自分の独断の考え方になりますが、参考になると思いますので、書いてみます。
予想については、少し前に記事を書きましたが、少し復習してみましょう。
「予想と予測」はどう違う?
日本語は、細かく表現できるのが特徴ですが、トレードでは良く整理しておかないと混乱も生じます。
「予想と予測」はどう違うのか、普通に生活していてどう違うかなんて、真剣に考えることはまずないと思いますが、トレードでは違いが大きいです。
「予想/よそう」
「予想/よそう」:文字通り、「予め/あらかじめ、想う/おもう」、となりますが、Wikiでは
予想(よそう、英: expectation, forecast, conjecture)とは、未来のことについて、あらかじめ見当をつけること。
まだわからないことを想像すること。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
となっています。
「予想」はしない!
人間は「感情の動物」なので、「想う/おもう」と、感情が出やすくなる、つまりトレードにバイアスがかかります。
別記事で「プロスペクト理論」についても解説していますが、簡単に言うと
「人間は損失を抱えるとリスクを取りすぎる傾向」があると言うこと。
ナンピンしたり、ロスカットの幅を広げ移動させたりして、リスクを通常より大きく取り、損失を広げ自滅します。
トレードで「予想」すると利益が出ても損失が出ても、感情の入らないトレードをするのが困難になります!
「予測/よそく」
「予測/よそく」:文字通り、「予め/あらかじめ、測る/はかる」、となりますが、Wikiにはないようです。
「予測」=「テクニカル」!
「測る/はかる」ためには、何か「基準」になるものが必要です。
「基準」=「目線」
「予測」=「テクニカル」です!
「基準」に沿ってトレードすると、感情が入らなくなり、バイアスがかかりにくくなるので、一貫性をキープできれば、再現性も高くなる、ということになります。
「感情の入らない考え方」を決める!
下記のように決めてみる!
正しいか、正しくないかの議論は別にして、
・「マーケットはランダムに動く、予想はできないもの」
・「トレードは、ギャンブルである」
と考えてしまうほうが、感情も入りにくく、バイアスもかかりにくくなります。
まだ知識が整理されていない場合は、一時的/今だけでも、このように考えたほうが、感情をニュートラルできるので、コントロールしやすくなります。
「現実を受け止めやすくなるということです」
この感覚が非常に重要になります。
「予測/テクニカル」は、判断基準を1つ持てば可能!
脳をスッキリ整理して、目線が決まっていれば、後は判断基準として「ダウN字」を見つければ良いわけですが、「ダウN字」は形成されてしまうと手遅れになるので、コツが必要です。
MT4で「ダウN字」見つける場合は、まず基準となるガイド「目線」を一つ持ちます。
手法にもよると思いますが、注意力が分散してしまうので、基本的にはサブウィンドウのインジケータは使用していません。
下記はテスト中のラインもあるので複雑に見えると思いますが、基本見ている基準線は1本です。
それ以外はテスト中の補助線になります。
最近、面白いアイデアがあったので、久しぶりに「MACD」と「Stochastics」を3ヶ月ほどテストしていたのですが、やはりボツにしました。
サブウィンドウのインジケータは、集中力が低下するので、余程自分の手法で重要なものがある場合以外は、表示しない方が良い結果に繋がります。
インジはシンプルな組み合わせです!
MA/複数本
ボリンジャー2σ/上位タイムフレーム
フィボナッチ・チャネル/エグジット用
これらを使用して、
① Trend:上位トレンド
② Momentum:メインのタイムフレームの勢い
③ Triger:下位足で、エントリー・ポイントのタイミングを測り、同時にロスカットとテイクプロフィット/利確位置を決め、セットし、後は見守るだけ!
これを踏まえた上で、「ダウN字」を監視しているだけですが、慣れていないトレーダーさんは、結構苦労されているみたいですね。
MT4で「ダウN字」を見つける簡単な方法!
MT4で「ダウN字」を見つける簡単な方法!
一つのアイデアですが、便利なインジが2つあります。
・Butterfly/ZigZagがベース。
・ZigZag/MT4デフォルトでついています。
ただし、「リペイントされる場合も多い」ので、短いタイムフレームでの使用は注意が必要です。
30Min以上のタイムフレームでの使用が機能的です。
短いタイムフレームではリペイントが多くなります!
リペイントについては、「とあるMetaTraderの備忘秘録」さんが、わかりやすく説明されています。
おすすめは「Butterfly」の方ですね。
・Butterfly
上記「とあるMetaTraderの備忘秘録」さんのページからリンク・ダウンロードできます。
ダウンロード:「備忘秘録専用」さん参照:ダウンロードリンク先
「BTCUSD」1時間足に「Butterfly」と20MAのみを表示させています。小さく見えると思いますが、赤い点が「Butterfly」です。
・転換時、レッドの❶❷❸が右肩上がりアップトレンドの「ダウN字」を狙う
グリーンの❶❷❸にトレンドラインと新生フィボを引いてみます。
キレイなダウントレンドの「ダウN字」を捉えることができます。
キレイなアップトレンドの「ダウN字」を捉えることができます。
このように「ダウN字」と「目線」一つで、トレンドを捉えることが可能です!
機会がありましたら、またご説明いたしますが、上記のトレンドラインとフィボナッチを同時に利用する方法があります。
あまり使用されている方を見かけませんが、トレンドとフィボナッチ・ターゲットを同時に、セットできる「フィボチャネル」を使用すると手間と時間を短縮できます。
トレード目線・グランビル・エリオットと「ダウN字」の組み合わせ!
「Butterfly」は、単独で使用するのではなく、リペイントも理解し注意しながら、トレード目線と組み合わせて使用します。
「ダウN字」を確認するための目線の組み合わせとしては、MA・トレンドライン・チャネルラインの方が、わかりやすいです。
基本は、グランビルの法則とエリオット波動をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
エリオット波動
①と②/上昇1・2・3波 で「ダウN字」1つ
②と③/上昇2・3・4波 で「ダウN字」1つ
トレンドの「ダウN字」が2つ、つながっただけ、と考えます。
下降A波・下降B波・下降C波 で「ダウN字」1つ
リバーサルの「ダウN字」が1つ形成されただけと考えます。
レンジの場合は、それぞれの長さが同じ程度の長さで形成されるだけ、全く同じ思考で、シンプルに考えます!
グランビルの法則
上記に、トレンドの「ダウN字」に20MAが追加されただけ。
トレンドフォローでの「ダウN字」の考え方!
目線をブレイクした後、偶数波の2波と4波のリトレースが、目線に戻った時に、「Butterfly」が確定すれば、その後3波と5波で「ダウN字」が形成される可能性が高いです。
リアルトレードで、「トレンドライン」や「チャネルライン」の目線を意識すると、「ダウN字」は、見つけやすいですが、ここでガイドとして「Butterfly」でもポイントされれば、イメージしやすくなります。
左が「30分」、右が「5分」ですが、左「30分」の方が断然見やすいです。
エントリーポイントでの「ダウN字」の考え方!
エントリーポイント
エントリーポイント!
エントリーポイントとしては、やはり「Aポイント」がベストです。
このポイントは、リスクリワードも一番良く、ロスカット位置も、一番近く理想的になりますが、初心者の頃は「危険なポイント」に見えてしまいます。
このポイントをチャンスポイントととして捉えられるようになれば、急速に勝てるようになれますが、そのためにはロスカットのルールを100%守れなる厳格さが必用です。
マルチタスクの考え方が「知識としてだけではなく、イメージ」がしっかり身について、初めて動けるようになります。
ホーキング博士の言葉!
最大の敵は「知らない」という事ではなく、自分は「知っている」と思い込む事である
トレードでは、前記のように本能に逆らわないと、なかなか勝てるようにならないことがあるのですが、実際リアルトレードで行動して克服して生き残り、初めて安定的に勝てるようになります。
そのためには、90%以上の退場されていくトレーダーさんと同じ行動をとっていてはダメです。
一つ一つの当たり前のことを「自分で考え」理解し、行動につなげて、初めてトレードに活かすことができるようになります!
このポイントでエントリーするためには、いろんな知識も必要ですが、目線をしっかり理解し、本質を捉えられるようになれば、エントリーできるようになりますが、焦る必要はありません。
初心者の方には、最初はやはりレジサポ転換の「Cポイント」の方が、見つけやすいくオススメですので、まずはしっかり身につけましょう!
ブレイクポイント「Bポイント」でのエントリーは、勝てそうで勝てないポイントです。
ブレイクポイントは、同時にレジスタンスポイントでもあり、逆走した場合、リバーサルのWやトリプルを形成しますので、「Aポイント」でエントリーできている場合のみ、追加検討下ようがいいでしょう。
「ダウN字」は、フラクタルイメージで、威力を発揮!
手法が決まれば、トレードは「待ち」が仕事のようなものです。
上位・下位で、「N・N・N」がきれいに揃うこともありますが、基本的に今は「デイトレスキャル」なので、1時間・30分の2つの「ダウN字」の描画の組み合わせをイメージしながら監視しています。
トリガーは5分です。
ブルーのラインが
タイミングが合い始めたら、集中します。
エントリー時に、エグジット/利確ポイントとロスカットはセットしますので、後は基本的にはエンリー要件が崩れるまで放置します。
マーケットの変化を見ながら、エグジットの修正をしたりすることもあります。
「ダウN字」の重要性はお分かりいただけたでしょうか?
「ダウN字」は、トレードの基礎の中でも、最も「当たり前」のことなのですが、理解できているようで理解できていない場合がほとんどです。
「ホーキング博士の言葉!」にありましたように、「知っているつもり」と思い込んで、基礎的な考え方を無駄にしていませんか?
トレードで生き抜くためには、難しい知識は必要ありません、「考え方」が全てですので、この機会に「ダウN字」をしっかし掘り下げて、自分のものにしましょう!
【「MT4」の複数インストール】メモリを分散することで軽くしサクサク作動/通貨ペアを分割して監視!
「MT4 スピード注文」する場合、ローソクと印字だけの専用MT4で起動して、インジケータ・オシレーター類も何も入れずにデフォルトのまま使用すると、「EA」を自動売買オン状態にしてもサクサク動くので、約定スピードがベストな状態になります。
MT4の動きや反応が悪い場合は、下記記事を参考にしてください。