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【「MT4」の複数インストール】軽くしサクサク作動/通貨ペアを分割して監視/初心者の失敗回避!

「MT4」複数インストールのメリット
「MT4」で多くのインジケーターを使用した場合、1つのチャート画面ですとそんなに問題はないのですが、複数タイムフレームの異なる画面や複数の通貨ペアを表示して監視する場合、データ遅延や酷い場合はスタックします。
問題解決方法!
不必要なインジケータをまず削除
解決しない場合は「MT4」を複数インストールします。
Windowsでは、特に一つのアプリケーションにメモリが集中するとCPUに負荷が多く掛かり反応が遅くなり不安定になります。
「MT4」を複数インストールすることで、メモリ分散できますのでCPUへの負荷も軽減され軽くなります。
※物理的なメモリ不足もかなり影響しますので、ヘビーユーザーの方はできるだけ多くのメモリを搭載してください!
「MT4」が遅くなった場合の対処方法
詳細は下記をご覧ください!
「MT4」の反応を良くする5つの方法と基本的な使用方法!FX初心者の失敗回避!
MT4はもう日本でも当たり前のように使われている汎用のプラットフォームですが以前はアメリカの証券会社で「RealTick」というプラットフォームを毎月300ドル強程度の料金で使用していたことを考えるとこの機能が無料で使えることに感動すら覚えます(w)
海外ブローカーさんのトップページにアクセスするとほとんど上部に「プラットフォーム」のダウンロードリンクがありそこからダウンロードできますのですぐに利用可能になります。
ただ欧州で昨年2018年7月から規制が強化されたために、日本向けにはセーシェルなどを中心に親会社から独立して離れた形で日本向けサービスを行ってきていることもあり、サーバー等も変更されているので念のためにログインしてからダウンロードしたほうが良いかもしれません。
以前キャッシュの関係だったのかもしれませんが、「XM」の頃から使用していた「MT4」を再インストールしても上手く行かずにサポートへ問い合わせいたしましたら、セーシェルに移管した後の「会員ページからログインしてダウンロードしたものをお使いください」とのメールをもらったので何かサーバ変更の影響だったのかと思われます。
そんなこともあるので他のブローカーさんの場合も、ログインしてからダウンロードしたほうが良いかもしれませんね。
「MT4プラットフォーム」のインストール
海外口座をすでにお持ちの方はそれぞれのブローカーへログインし、赤枠の「プラットフォーム」をクリックしプルダウンメニューから必要な「MT4」を選択クリックします。
殆どの海外口座の「プラットフォーム」のリンクにはWindows、MAC、iPhoneやAndroid、タブレット用も揃っていますので必要に応じて利用できます。
今回はWindows用MT4をダウンロードしてインストールします。
「PC対応MT4」をクリックダウンロードします。

ダウンロードした「xmtrading4setup.exe」ファイルをクリックしますとインストール開始します。
下記画面になりましたら通常の場合「次へ」をクリックします。
後ほど説明しますが同じブローカーさんの「MT4」を複数使用したい場合は、ここで設定変更します。
詳細は下部をご覧ください!
インストール完了!
そのまま問題なければインストールが完了して下記画面になります。
FXブローカーさんのサーバーにMT4でログイン
サーバーの選択
口座開設時に「MT4用のログインID」と「パスワード」と「サーバーネーム」が設定されて口座開設完了の確認メールが届いているはずですので、それぞれを入力して「完了」ボタンをクリックするとリアル口座と接続します。
最初にデフォルト状態の下記画面がアップします。
何と無料!使える優れたアプリ「MT4 スピード注文」とMT4EA設定!につきましては別記事に書きましたのでよろしければご覧ください!
同じブローカーさんの「MT4」を複数起動する方法
私の場合はマルチ画面にしているのですが、複数の通貨ペアとCFD・Indexのチャートなどいくつも表示して使用し、また無料の優秀な「スピード注文」アプリを通貨ペア・シンボル毎に複数使っているので、EAでシステムトレードしているわけではありませんが、 EA の「自動売買」をオンにしなければならないので、監視用と併用するとチャートが非常に重くなります。
そこで別記事にも書いているのですが、「パソコン自体の軽量化」「インターネット接続のスピードアップ」「MT4の軽量化」「VPSの接続が途切れないようにする方法」などを利用して最適化しています。
まだ「MT4」の複数インストールを知らない方も多いと思いますので、同じブローカーさんの「MT4」の複数起動をご説明させていただきます。
さてそれでは複数インストールしていきましょう!
まず一台目の「MT4」ですが、下記の「Program Files (x86)」の中にインストールされています。
「XMTrading」さんの場合ですと下記のようになります。
「ローカルディスク(C)」→「Program Files (x86)」→「XMTrading MT4」 因みに「Terminal(MT4)のデータ」は
「ローカルディスク(C)」→「Users」→「——-(ユーザーさん名)」→「AppData」→「Roaming」→「MetaQuotes」→「Terminal」→「425BE3—————–B5CD81006A」
のように格納されていますので、バックアップは一番最後の「425BE3—————–B5CD81006A」名のフォルダをまるごとバックアップしておくことになります。
通常は「MT4」の左上メニューの「ファイル」を「クリックプルダウン」して「データフォルダを開く」をクリックすると同じ画面が開きますのでそちらからバックアップをします。
2台目のMT4をインストールする
複数インストールする場合1つ目と同じようにインストールするとただ上書きされるだけなのでインストールする場所を別途指定します。
今回はデスクトップに2つ目の「MT4」インストール用の「XMTrading0002」というフォルダを仮に作成しました。
まず先ほどと同じように「ダウンロードしたexeファイルをクリック」します。
下記画面になりましたら赤枠内の「設定」をクリックします。
「設定」をクリックしますと下記画面になります。
現在のフォルダは1台目の「MT4」のフォルダのままになっていますが、このままインストールすると上書きになりますので。2台目のインストール用のフォルダに変更します。
赤枠内の「参照」をクリックします。
クリックすると下記画面になりますので、先程デスクトップに作成した2つ目の「MT4」をインストールするフォルダを選択します。

「OK」をクリックして戻りますと、2つ目の「MT4」をインストールするフォルダに変更されていますので、「次へ」をクリックしてインストールしていきます。
これで2つ目の「MT4」がインストールできました。
3つ目以降も同じ手順で簡単に増やすことができます!
同じ口座のサーバーの使用でも構いませんし、違う口座の例えば一台は「スタンダード口座」用もう一台は「Zero口座」というような違うサーバーでの使用も可能になります。
意外と簡単ですので「MT4」がたくさんの通貨ペア表示で重くなっている方もぜひお試しください!
まとめ
MT4を複数インストールしメモリを分散し、CPU分散して負担を軽くなりサクサク作動しますので、多くの通貨ペアを監視する場合にデータ遅延を防ぐことができます。
別記事の無料の優れた「スピード注文」を使用する場合も、「スピード注文」専用に一つインストールし使用することで、エントリー時のタイムラグを少なくすることができます。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。