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【グランビルの法則】FXトレード4つのエントリーポイント + エリオット波動 + ダウ理論!/初心者の失敗回避!
初心者の方の知っておいた方が優位な、チャート分析の基礎「グランビルの法則」の基本的な考え方を解説します。
大切な基本的考え方!
「エリオット波動」「ダウ理論」「グランビルの法則」など理論・法則と名のつくものがいろいろありますが、当たり前ですがトレードにおいては法則と言えどもその通りに確実に動くものではありません。
トレードにおける「理論」「法則」は数学科学的な意味に考えずに「そうなる傾向にある」くらいに最初は考えていたほうがベターです!
例えば
グランビルの法則のエントリーポイント②/赤矢印、でエントリーする場合エントリー時では、その後の軌跡は当然分からないのでグランビルの法則通りに動くかどうかは判りません。
なので
大事な考え方ですが、グランビルの法則の上記の軌跡通りに描画されるかどうかは、「結果論」なのは理解が必要です。。
初心者の頃に何をしたら良いのか、今ではインターネットのお陰で簡単に調べることが可能です。
初心者の方はまだ自分の手法というかトレードイメージは確立できていないわけですから、まずは基本的に知っておくべきことを一項目ずつ徹底的に調べてみるのが早道です。
そんなには数はありませんが、「ダウ理論」「エリオット波動」「グランビルの法則」「酒田五法」「ローソク足/キャンドル」は、まず基本中の基本というところですのでサックリとクリアしていきたいところですが結構奥深いです。
それぞれの基本をまずは少し時間を掛けて理解していきましょう。
また別記事で「ダウ理論」「エリオット波動」「グランビルの法則」のTrinity/三種の神器を一つにまとめで書いてみました。
「グランビルの法則」は「ダウ理論」「エリオット波動」をベースに移動平均線も利用したマーケットイメージの考え方でトレードする上で一番利用されている法則と言えると思います。
「4つの買いサイン」と「4つの売りサイン」でマーケットの動きを捉えるわけですが、実際はロングとショートは基本的には裏表の考え方なので「4つのサイン」ということになります。
初心者の方は
「グランビルの法則」=「ダウ理論」・「エリオット波動」に移動平均線/MAをプラスしてその相互関係を説明している法則/傾向、くらいに捉えていただければ良いと思います。
詳細は「こちらにまとめ/構築中!」ました。
「ダウ理論・グランビルの法則・エリオット波動」を一元的に考える!
グランビルの法則による買いサイン
グランビルの法則の基本となる「4つの買いサイン」のイメージは、簡単にデフォルメすると下記のような感じになります。
MA/移動平均線とプライスアクションの関係を表していますが、黄色の④〜①の4つのポイントがグランビルの法則による買いポイントになります。
実際のトレードではのサインだけでエントリーすることはありませんが、全てのマーケットでのテクニカルの考え方のベースとなりますのでとても重要です。
現在ではインターネットや教材本に普通に記載されているような内容ですが、プライスと移動平均線との基本的な関係を非常によく表しています。
① MA/移動平均線が下向きから横向き、水平から上向きへ移り変わる時のMA/移動平均線の上抜けブレイク
グランビルの法則①では、MA/移動平均線を上抜ける時が第1のエントリーポイントとなります。
特にカレントのタイムフレームでローソク/キャンドルの本体が、上抜け確定するとそちら方向に伸びやすくなります。
ここで注意したいのはエントリーポイントは、MA/移動平均線が「下向きから横向き水平から上向きへ変わる時」、のレートが上抜くタイミングということになります。
またMA/移動平均線がまだ下向きで、上位トレンド方向が下げ方向である場合は特にですが、上抜けしてもすぐに下圧力が覆いかぶさる、いわゆる「上値が重い状態の場合」再度一時的に下げてくる可能性が非常に高くなります。
MA/移動平均線が下向きの場合上抜けしても、一度は強く押し戻されるか再度下抜けする可能性が高いとイメージしておくことは非常に重要なポイントになります。
②MA/移動平均線がリバーサルして上昇、再度下抜けしたが反発し上向きのMAを再度抜き返すポイント
グランビルの法則②では、レートが再度MAを下抜けし、また再度上昇して上向きのMAをブレイクする時が第2のエントリーポイントになります。
下抜いた後の反転を確認してからのエントリーが確実ですが、リアルトレードではそれでは若干エントリーが遅れてしまいますので、リスクを限定できるのであればカレントチャートの反転確認前にエントリーする方がリスクリワード値が最も優位に働く場合が多いです。
※ココのとろこは初心者の場合少し理解が難しいと思いますので、別記事にする予定です。
下位足でしっかりとした安値の切り上げの確認し、エントリータイミングを確認するのも非常に重要です。
ジョー・ディナポリさんの「シングルペネトレーション」では、「フィボナッチ32.8/50.0/61.8」を利用してタイミングを判断しますが、これは王道でまだ機能していると思います。
若干リスクリワード値が下がりますが、グランビルの法則通りに再度移動平均線を上抜いてくるポイントでエントリーするのも優位性は確保できます。
③上昇MA/移動平均線にタッチ前/もしくはタッチ、の押し目からの反転ポイント
グランビルの法則③では、上昇中のMA/移動平均線へタッチする前の反転/もしくはタッチ、の反発ポイントがエントリーポイントになります。
MA/移動平均線の期間設定さまざまですので、表示しているMA/移動平均線が必ず多くのトレーダーに意識されているとは限りませんが、一般的にはカレントタイムフレームの「20もしくは21もしくは25」を使用しているトレーダーが多いですので初めのうちは目線を「20もしくは21」の固定して確認すると良いです。
④MA/移動平均線から大きく乖離したポイント/難易度が高くなりますので、最初のうちは確認するだけでもいいと思います。
グランビルの法則④では、MA/移動平均線に対してプライスは回帰する傾向が高いため一気に動いて大きく乖離するとMA/移動平均線に戻る力が働きやすくなりますので、ここを逆張りのエントリーポイントにしています。
ここでも「フィボナッチ32.8/50.0/61.8」が意識され機能しやすくなりますので注意してください!
フラッシュ・クラッシュした後など特にFXでは考えると面白いですが、あくまでも逆張りになりますので、初心者のうちは基本の「トレンドフォロー」主体である程度成果が出るまでは「順張り」の方をオススメいたします。
上位トレンドがサポートになっている場合は、「順張りの逆張り」としてトレンドフォローでは捉えることも出来ます。 非常に難しいポイントですので最初のうちはどういう動きになるのか監視するだけで良いと思いますが、
ある程度慣れてきてその判断ができるようになれば、この④も重要なエントリーポイントとして捉えることが可能になります。
考え方としては一気に下落した後に強力なサポートラインによって支えられ下げ止まり、下位足でしっかりとした安値・高値の切り上げ・/ダウ理論が確認できればトレードすることも可能ということになります。
赤の④は下記の赤の④と同じですのでイメージを繋げて考えてみてください。
グランビルの法則による4つの売りサイン
グラインビルの法則の基本となると「4つの売りサイン」のイメージは、上記同様に簡単にデフォルメすると下記のような感じになります。
上記「買いサイン」の反対になっただけですが、トレードを始めたばかりの方は若干動きが異なるので混乱されると思いますが、最初のうちは慣れなくてもすぐに感覚が慣れてきます。
上記「4つの買いサイン」の真逆になるので、説明は同じなので省略しますが、初心者の方は自分で考えながら他の人に説明するように言葉に出して解説してみると勉強になるのでオススメいたします!
グランビルの法則とエリオット波動とダウ理論
まずは基本的に知っておくべきことを一項目ずつ徹底的に調べてみるのが早道ですが、最終的には下記3つは一元的にまとめて「一つの流れ」だと考えて良いと思います。
「グランビルの法則」
「エリオット波動」
「ダウ理論」
下記は「エリオット波動」に、MAを1本足してみました。
上記「グランビルの法則」の【④ → ① → ② → ③】を比較してみてください。
同じイメージです。
全く同じイメージです!
少しわかりにくいかと思いますが、グランビルの法則の青丸の「④①・②・③」のエントリーポイントの起点が、エリオット波動の四角枠の「上昇1波・3波・5波」の起点と重なります。
しかも下値切り上げ・上値切り上げなのでダウ理論も確認できますので、「グランビルの法則」の中に全てを内包して一つに考えをまとめることが出来ます。
エリオット波動にMAをプラスすると「グランビルの法則」になります。
下記グランビルの法則/上記「エリオット波動 + MA」と同じです。

まとめ
「グランビルの法則」=「ダウ理論」「エリオット波動」にMAをプラスしてその相互関係を説明と考えるとトレードのイメージを一元的にまとめるのに非常に有効です。
バラバラに考えると全体的に難しく考えがちですが、まとめて一元的に考えるとイメージが統一されて全体の流れを俯瞰的に捉えることができるようになり、トレードが非常にシンプルになります。
ありがとうございました!