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【トレード「目線」の第2ステージ!】1つの目線でトレンドの流れが見えてきたら考え方を1つプラスすることで、更に可能性が広がる! トレード初心者の失敗回避
まず最初の確認ですが、私は下記を前提にトレードしています。
無意味なので、正しいかどうかの議論はするつもりはないですが、少なくとも今までの経験上、下記の前提のほうが、自分のトレードは確実に安定するので実行しています。
「トレードはギャンブルである」!
最近はそう思ってトレードしています。
以前は、ギャンブルは確率と運がすべてを支配するが、トレードは過去検証とリアルトレードの経験から、自分の判断によりリスクの取り方やタイミングを選べるし、若干の優位性を持ってトレードできるはずなので、「ギャンブルではない」、と思ってトレードしていました。
現在は、若干の優位性を持っていると信じてトレードしてはいますが/ここは矛盾、実際は確率的にはどこまで行っても「50%:50%」に変化はないので、「ギャンブルだ」と思ってトレードしています。
トレードが、実際ギャンブルかどうかの議論は、どちらでもいいです。
「ギャンブル」と捉えることで、自分の思い描いた「プランA」と、真逆に動いた場合の「プランB」を常にイメージして、真逆の動きにも即座に対応できるトレードができるようになったので、この矛盾も受け入れています。
上下両方への動きを、どちらでも常に当たり前と思って、イメージしているので、損切り・利確の「的確な」判断が格段に早くなったということです。
もう一つの前提!
前予想・先出しでいくら大きな金額を稼いだ結果だろうが、
「勝率50%の世界の、ただの一つの結果!」
だし、
「トレードは、所詮、孤独なマネーゲーム!」
「一人で、全てを受け入れなければならない!」
ことを忘れないでください。
「目線」の別記事です。
初心者の頃は、多くの知識をまず大量にインプットすることも必要で、どうしても知識がオーバーロードになるので、知識を整理するには、まずは一つのトレード「目線」を持つことが知識整理に役立つ、という内容です。
【トレード手法必須「目線」の考え方】初心者トレーダーさんが意識すべき重要な転換ポイント!Youtube版
この「トレード目線」を自分のものにできたら、次の第2ステージとして、これにトレンドと「カウンタートレンド/押し目・戻り」の両方をある程度把握する「第二の目線」を持つことで、更にトレード分析しやすくなります。
「第二の目線」の候補!
「第二の目線」の候補!
何を使用するかはトレードスタイルにより異なります!
① 上位タイムフレームの基準線/20MAを使用
② 上位タイムフレームの基準線/20MAのボリンジャー「±2σ」
③ 上位タイムフレームのフィボナッチ・リトレースメントとフィボナッチ・エクスパンション
「第二の目線」を持つメリットは、「トレードの着地点候補」と「転換点ポイント候補」を持つことができる点です。
実際のチャートで見てみましょう!
① 上位タイムフレームの基準線/20MAを使用
目線がまだ今ひとつ決めきれていなくて、メインチャートのMAの目線の使用にまだ自信のない方は、打開するためにも、同種の同じ考え方で把握できる「① 上位タイムフレームの基準線/20MA」をプラスして、「第二の目線」したほうが混乱が生じにくいかもしれません。
下記は今現在の「GBPJPY」に
イエロー:30Min/20MA
ブルー:240Min(上記の8倍・4時間足)/20MA
2本のMAを追加。
MA目線は、上に位置すれば単純にロングエリア、下に位置すればショートエリアですから、2本の目線を使用した場合の条件をクリアしているところは、下記画像の矢印のところだけになります。
2つのMAが順の並びで、その上にあるロングエリアが、青の①と②
2つのMA順の並びで、その下にあるショートエリアが、赤の③のみ
になりますね。
このエリアでは、エリオット波動が出やすくなります。
つまり、トレンドが継続しやすいエリアということになります。
「トレード目線」の目的は、チャートを分け現在のトレンドを判断することですから、2つの目線でシンプルにトレンドを判断することで、いわゆるフラクタルなトレンドを把握することになります。
更に、もう一つ上位のトレード目線を考えるのは、今の状態ではまだ無理があると思いますので、まずこの「第二の目線」の意味をはっきり理解しましょう!
もうお気づきの方も多いと思いますが、更に上位の「トレード目線」を加えて、トレンドを判断する次のステージが「パーフェクト・オーダー」になります。
この①の第2ステージを当たり前のように、理解できていない場合は、次の②へ進むのは、まだ止めたほうが良いと思います。
①は、「トレンドフォロー」のトレンド把握のための「第二の目線」になりますが、次の②③はトレンド方向への「乖離からの反発」の確認になりますので、利確やロスカットの判断に使用します。
他の考え方を早く知りたい気持ちは分かりますが、①の目線の第2ステージが当たり前のように理解できていない状態では、間違いなく脳がオーバーロードして、混乱が起きてしまいますので、①をまず徹底的に検証することをオススメいたします!
② 上位タイムフレームの基準線/20MAのボリンジャー「±2σ」
下記画像は、①と同じ今現在の「GBPJPY」に、更にある時間足の20MAのボリンジャー「±2σ」を表示させています。
少し前まで20MAのボリンジャー「±2σ」で逆張りしましょう、みたいな教材や本を見かけていましたが、今でもあるのでしょうか。
一概に間違いだとは言えませんが、MAの使用方法と同じく、トレンドが継続するにつれて、現在メインで使用しているタイムフレームのMA・ボリンジャーの時間足を上位足へスライドさせていきながら、使用すると捉えらやすいと思います。
今回特別に下記の使用方法を掲載しておきます。
オレンジピンクのラインですが、これは「10時間足の20MAのボリンジャー「±2σ」/1時間足の200MAのボリンジャー「±2σ」」になります。
ブルーの①~④のオレンジピンクのラインをオーバオーシュートとした後で、それぞれ反発し反応してるのが分かります。
トレンドフォローでエントリーしている場合は、絶好の利確ポイントになります。
現在「±2σ」はボリンジャーウォークの可能性も見えてきていますので、、更に上位の24時間足/DAYの20MAのボリンジャー「±2σ」も表示させながら、時間足を日足にスライドして監視していきます。
③ 上位タイムフレームのフィボナッチ・リトレースメントと(フィボナッチ・エクスパンション)
①の30分足と4時間足の20MA2本に戻して、上位足のフィボナッチ・リトレースメント/ブルーの水平線、を表示させてみます。
フィボナッチについては、こちらを参考にしてください!
4時間足に切り替え、フィボナッチ・リトレースメントを表示させてから再度、30分に戻ってきた状態です。
前記②のオレンジピンクの丸を重ねてみると反応した状態が良く分かります。
このように上位フィボナッチ・リトレースメントの水平ラインも、利確の絶好のポイントになりますし、上級者のトレードになりますが、200の乖離からの逆張りをすることも可能になります。
(フィボナッチ・エクスパンション)も同様に使用することができますので、考えてみてください。
今回は、同様の考え方なので、省略いたします。
少しぐちゃぐちゃになりますが、②のボリンジャー「±2σ」も表示してみますと、更に良く見えてきます。
面倒ですが、これらの「第二の目線」は、自分で引かないと見ることのできないポイントになります!
まとめ
今回は、「第二の目線」を持つ第2ステージについて考え方を書きましたが、自分の手法に合うと思った方は、一度シュミレーションテストをしてみてください。
「第二の目線」が自分の手法に合っている場合は、チャート分析が格段にシンプル化され動きが捉えやすくなると思います。
なかなか説明しにくいポイントなので、少し解りにくかったかもしれませんが、目線を複数重ねることで、今まで見えなかったものが見えるようになります。
この「第二の目線」が、ほぼ腑に落ちてきたら、その後は上位の「ボリンジャー」「フィボナッチ」を併用することで、マーケット全体の把握が正確なイメージでできるようになりますので、チャレンジしてみてください!
それではグッドラック!
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