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【「Davinci Resolve」低スペックでも編集可能な3つの設定方法!】デフォルト設定を変更設定することで軽くすることが可能です!パソコン初心者
テストスペック
YouTube動画編集用
準備:
編集時は「Davinci Resolve」のみ起動!
ブラウザタブも開いたままだと、重くなるので閉じます!
HDは「SSD」を使用しました!
1.「Geforce GT710 (GPUメモリ2GB)」+ 「CPU Intel i7 4790/HDグラフィックス」+ DDR3-1600 16GB/スモールデスクトップ
2.「Geforce Quadro M3000M GPUメモリ:4GB」+ 「CPU Intel i7 6790/HDグラフィックス」+DDR4-2400 16GB/ノートパソコン
3.「Geforce GT1060 GPUメモリ:6GB」」+ 「CPU Intel i7 4790K/HDグラフィックス」+ DDR3-1600 32GB/自宅用デスクトップ
さすがに、①では若干厳しいでしたが、③はもちろん全く問題なし、②でもレンダーキャッシュ後は、ほとんどストレス無しで快適に編集できました。
やはり、動画編集や開発など「Quadro」の方が良いですね。
価格が少し高くなりますので、用途に応じてグラフィックボードは選択してください!
CPU内蔵「HDグラフィックス」と外付けGPUを同時併用していますが、併用の方法は下記を参考にしてください!
CPU内蔵「HDグラフィックス」と外付けGPUの併用!
併用できないと思っている方も多いようですが、併用しないともったいないです!
併用するとシステム全体の「GPUメモリ」を増やすことができます。
① Davinci Resolve「環境設定」!
① メニューバーの左の「Davinci Resolve」→ 「環境設定」を開く!
下記画面が開きます。
システムタブの「メモリー&GPU」
・「メモリーコンフィグレーション」
Limit Resolve memory usage to:最大値
Limit Fusion memory usage to:最大値
下記も書き出し時/Deliver、に必要になるので、ここで設定しておきます。
・「GPUコンフィグレーション」
処理モード:「CUDA」の方が速いですが、「OpenCL」の方が軽いようですので、スペックに応じて切り替えてください。
・「GPU選択」
無料版では1枚だけ選択できるようです。
メインのGPUを選択します。
※ユーザータブの「UI設定」:
・「ワークスペースオプション」
「処理できないフレーム/クリップがある時にレンダリングを停止」のチェックを、「外し」ます。
特に低スペックPCの場合、これを外しておかないと動画の書き出し時に、最後までレンダリングが完走しないで、途中で止まう場合が多いです。
②「プロジェクト設定」!/右一番下の歯車ボタン
「Davinci Resolve」画面の右一番下の下記「歯車ボタン/プロジェクト設定」、をクリックします。
下記「プロジェクト設定」画面が開きます!
「マスター設定」の「タイムラインフォーマット」:
デフォルトの「1920 ☓ 1080 HD」で良いと思います。
・「ビデオモニタリング」:
「HD 720p 30」で良いと思います。
・「最適化メディア&レンダーキャッシュ」:重要!
最大1/16まで落とせますが、とりあえず「1/8」と「DNxHR SQ」に設定しテストしてみてください!
これで動かない場合は、残念ながらスペックが低すぎると思われます。
※一番下の「Fairlight」タブの「オーディオメーター」:
YouTube動画用の音声調整の最適化に関しましては、別記事・動画にここでこれだけ設定しておきます。
通常、日本・アメリカのTVでの動画音声のラウドネス値は、「-24」なのですが、公式に発表はされていませんが、YouTube動画では「-14」LUFSが基準値のようですので、「-14」LUFSに設定しておきます。
これで基本設定は完了です!
③「タイムラインプロキシモード」の設定!
編集を始める時に、「タイムラインプロキシモード」の設定をします!
プロキシモードを使用すると編集用の軽い画像で編集でき、書き出し時は、元のきれいな画像で書き出すことが可能になります。
メニュータブの「再生」→ 「最適化メディアがある場合は使用」と「プロキシメディアがある場合は使用」にチェックを入れオンにします。
メニュータブの「再生」→ 「タイムラインプロキシモード」: 「Quater Resolusion」にします。
※スペックに余裕があれば「Half Resolusion」でもオフでも良いと思いますが、次のレンダーキャッシュが完了すれば比較的きれいな画像で、編集できますので、「Quater Resolusion」で問題ないと思います。
・「レンダーキャッシュ」:
「スマート・ユーザー」どちらでも良いです。
レンダーキャッシュが開始されますと、下記のように赤いラインがブルーに変わります。
赤のラインがブルー完全に変わると完了ですので、何回か再生し、ブルーに変わるまでコーヒーでも飲みながら待ちます。
解像度を落として編集する時でも、重いエフェクト再生時には、ザラつきやカクつきがでると思われますが、動画に書き出すとスムーズなきれいな動画になりますので心配ないです。
編集途中にザラつきやカクつきが気になる場合は、一度書き出しのテストをして確認されると良いと思います。
まとめ
「Davinci Resolve」は、無料版でもYouTube動画の編集では十分すぎる機能を利用できる優れた編集ソフトですので、これからYouTube動画を編集してみたい方には、超オススメです!
多機能でので、ある程度のスペックが必要になりますが、今回は低スペックでも編集可能な、簡単な設定を書いてみました。
無料で利用できますので、設定を参考にチャレンジしてみてください!
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