トレード基礎

【「MT4」シンプルトレード】役立つ6つのインジケーター/FX 初心者 失敗!

【「MT4」シンプルトレード】役立つ6つのインジケーター/FX 初心者 失敗!

役立つ6つのインジケーター FX,初心者,失敗,MT4今回ご紹介のインジケーターは直接トレード判断に使用するタイプではないのですが沢山の通貨ペアを監視したりする時に特に便利なインジケーターのご紹介です。

「MT4」に役立6つのインジケーター!

  1. マルチMA」/上位足のMAを負荷を掛けずに表示
  2. マルチCandle」/上位足のキャンドルを重ねて表示
  3. SynchroChart_Line」/上位足と同じラインを自動でコピー表示
  4. auto pivot」/Fibonacci・フィボナッチを自動で水平線表示
  5. !ButterflyNeo」/高値安値を一見して判断できるように表示
  6. yesterday-ohlc-median-script
    /前日日足の始値・高値・安値・終値をラインで表示する

① 「マルチMA」/上位足のMAを負荷を掛けずに表示

MTF_MA/マルチタイムフレーム移動平均線

「FX MT4 おすすめ インジケーター」さん参照:ダウンロードリンク先
https://fx-meta4-indicator.blogspot.com/2016/09/indi-mtf-ma.html

私はこれを使用しています。

沢山使用していますが自分の使い方では問題ないので、古いバージョンのまままだ使用しています。

フラクタルなマルチタイムフレームでの上位トレンドを認識するのに必須です!

上位足はギザギザ表示になりますが、現タイムフレームと区別がつけやすいのでフラクタルでは実用的です。

ギザギザの出ないタイプも有るようですので下記に書いておきます。MTF_MA上の図では日足の移動平均線を4時間足に表示させています。
青いラインが4時間足の移動平均線、赤いラインが日足の移動平均線です。

MTF-MAには以下のようなパラメータが用意されています。

MA_Period

移動平均線の期間を設定します。


MA_Time_Frame

作成する移動平均線の時間足を設定します。全ての時間足は「分単位」で設定します。             1分足 = 1     5分足 = 5     15分足 = 15     30分足 = 30     1時間足 = 604時間足 = 240     日足 = 1440     週足 = 10080     月足 = 43200MA_Method
使用する移動平均線の種類です。0 ~ 3の数字で設定します。0 = SMA(単純移動平均線)
1 = EMA(指数平滑移動平均線)
2 = SMMA(平滑移動平均線)
3 = LWMA(加重移動平均線)「1時間足チャート表示」
 15分20MA:ピンク
1時間20MA:イエロー
4時間20MA:ブルー
 上記の赤枠内を「15分足チャートで表示」しても、MAは固定されますので切り替えてもそのままです。

 15分20MA:ピンク
1時間20MA:イエロー
4時間20MA:ブルー
慣れてくると非常に便利に優位性を持ってチャート分析できます。

MT4にマルチタイム移動平均線を表示させるカスタムインディケーター マルチタイムMA MA Lock

「MA Lock」の場合は普通の移動平均線のようにスムーズな曲線が表示されます。

初心者にもわかるFXテクニカル分析-IQさん参照ダウンロードリンク先https://www.mql5.com/en/code/12728

MA Lock

MAの基礎とローソク足の基礎的な考え方は、下記別記事に少し書いてあります。

【移動平均線/MA・MovingAverage】機能的な3つのMA使用方法!/FX初心者の失敗回避!

【エリオット波動】基本的な考え方・10パターンと効果的使い方!
/FX初心者の失敗回避!

②「マルチCandle」/上位足のキャンドルを重ねて表示

「CustomCandle6」「CustomCandleMOD」などがあります。

【CustomCandle6】→http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=crmas&p=CustomCandle6

「CustomCandleMOD】→https://ux.getuploader.com/fai_fx/download/132

表示的にはほとんど同じイメージですが下記は30分足に4時間足をオーバーラップして重ねて表示しています。

4時間足の中での30分足の動きが良くわかりますね。
線の太さもお好みで調整可能です。

4時間足をオーバーラップ30分足の20MA/ライトブルーとマルチタイムMAの4時間足の20MA/レッドを表示すると30分足の20MA/ライトブルーと4時間足の20MA/レッドを表示こんな感じになります。

30分のライトブルーとロウソク足、4時間足の赤とマルチキャンドル。
キャンドルだけのチャートに2つのMAラインを追加しただけですがマーケットイメージがはっきりしてきませんか?

これがnoahfx流シンプルトレードのベースと言うかほぼ全部です。

③「SynchroChart_Line」/上位足と同じラインを自動でコピー表示

「FXナビ」さん参照:ダウンロードリンク先https://www.fxnav.net/mt4navi/synchro_chart_line/

複数のタイムフレームで通貨ペアを監視している方には必須のインジケーターです!
一度利用するとまず手放すことができないインジの一つです。
SynchroChart_Line

1時間足に水平線ピンクとトレンドラインを適当に引いてみました。

左1時間足、右4時間足チャートすると、右4時間足/赤枠内の同じ位置に、ラインが自動的に引かれて表示されます。

15分足と1分足もみてみますと同様に引かれています。

15分足チャート1分足チャートこのようにそれぞれのタイムフレームチャートに自動表示されますので、上位足の環境認識に役立ちます。

④「auto pivot」/Fibonacci・フィボナッチを自動で水平線表示

「MT4インジケーター倉庫FX/かめきち」さん参照:ダウンロードリンク先クリック

RSIやパラボリックなども考案したワイルダー氏が考案したインジケーターです。

前日の四本値の高値・安値・終値の3つを使って計算し反発しやすいポイントの目標値をラインで自動表示します。

ピンクのpivotをセンターにして上下に3ラインずつ自動表示されます。

サポート・レジスタンスの水平ラインとしてではなく、本来はブレイク後のターゲット目標値のポイントとしてよく使用されています。

●レジスタンスライン3/R3
●レジスタンスライン2/R2
●レジスタンスライン1/R1
ピボットライン(Pivot)
●サポートライン1/S1
●サポートライン2/S2
●サポートライン3/S3

かめきちさん

少し見えにくと思いますが、拡大すると下記のような感じになります。
pivot01「Daily」「Weeky」「Monthly」をプロパティで設定することが可能です。
少し見にくいですが、ライトブルーが「Weeky」Pivot、RとSはイエローとブルーで表示されています。

「フィボナッチ・リトレースメント」は、プルバック・ラリーでの、反転位置をある程度予測して考える時に便利です。

「フィボナッチ・エクスパンション」は、トレンド発生時のターゲットをある程度予測して考える時に使用します。

詳細は別記事でご覧ください!

【フィボナッチ61.8】トレーダー心理でマーケットをイメージする!/FX初心者の失敗回避!

⑤「!ButterflyNeo」/高値安値を一見して判断できるように表示

必須ではありませんが高値安値に自動で丸印をつけてくれるのでチャートを見た瞬間に状態がわかるようになります。あると非常に便利です。

「備忘秘録専用」さん参照:ダウンロードリンク先https://ux.getuploader.com/fai_fx/download/99

!ButterflyNeo

⑥「yesterday-ohlc-median-script」/前日日足の始値・高値・安値・終値をラインで表示する

これは必須、前日日足の始値・高値・安値・終値をラインを自動で引いてくれるのでチャートを見た瞬間に状態がわかるようになります。超おすすめ。

「MT4インディケーター貯蔵庫」さん参照:ダウンロードリンク先 https://technical-indicators.com/archives/4728

グリーン:始値
オレンジ:終値
ブルー:安値
レッド:高値

yesterday-ohlc-median-script前日日足の始値・高値・安値・終値は水平線の中でもいちばん重要なサポート・レジススタンスですので、常にチェックするか自分で引いておく必要がありますが面倒くさがりの私にはもう涙が出るほどありがたいインジです。

「日足チャート」
前日日足の始値・高値・安値・終値01「1時間足チャート」/上記チャートと同じもの
前日日足の始値・高値・安値・終値03並べてご覧いただけるとあると便利なのを理解していただけると思います!

「MT4」シンプルトレードで役立つ6つのインジケーター!まとめ

いかがでしたでしょうか?

noahfxシンプルトレードでは、ローソク足とMAしか基本的には使用しませんので、これらのインジケーターは非常に有効に働いてくれています。

多くのインジケータ、特にサブウィンドウ表示のインジケーターを使用すると、多数通貨ペアを監視している時に情報の混乱を起こし、週直低下を起こしやすいので最小限のインジだけ使用しています。

特に初心者の時は、自分の手法・考え方がある程度固まるまでは、ローソク足とMA、水平線程度のシンプルなチャートでマーケットの動きを補足したほうが、トレードイメージを描きやすいので、シンプルなトレードをオススメいたします。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。