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【トレンドフォロー=順張り、本当?】トレードでは常に相反する2つの考え方を持っていると勝てるようになる?FX初心者の失敗回避
初心者トレーダーさんの混乱/私の独断偏見です!
初心者の方で頑張って検証して勉強している方で、利益がなかなか出せない方は、「考え方」が一部混乱しているだけで、修正すると勝てるようになるケースも多いと思います。
既成概念・固定概念は、トレードではマイナス要因になることが多いです!
「順張り」と「逆張り」の2つの言葉が、初心者トレーダーさんを混乱させている。
【トレンドフォロー=順張り、本当?】
「トレンドフォロー」トレーダーさんにとっては、トレンドの流れに逆らわずに同じ方向へエントリーするので、当たり前ですが「順な流れ」で「順張り」イメージです。
タイトルで「?」をつけましたが、もちろん間違いではありません。
ただ、「トレンドフォロー」トレードのエントリーポイントを考えると、中級者もしくは安定して勝ててるトレーダーさんにとっては、テクニカル的には「逆張り」になります。
ここが、勝てていないトレーダーさんの「混乱の原因」になっていると思われますが、マーケットイメージとテクニカルが、中途半端な分け方になっていて、混乱が生じています。
「トレンドフォロー」の順張り視覚的イメージ
次の画像は、直近の「GBPJPY」の1時間チャートですが、グリーンの四角エリアを境にして、前半赤矢印がダウントレンドで、残り3分の2程度がアップトレンドになっているのが、トレーダーさんであれば「視覚的イメージ」として確認できると思います。
「トレンドフォロー」として考えると、赤矢印がショートエリアで、青矢印がロングエリアと、「視覚的イメージ」はダウ理論で簡単に判断できますので、その方向へ順張りエントリーすればいい、ということになります。
次に、これに4時間の20MAをプラスしてみましょう。
基本的には各タイムフレームの基準のMAは20を使用していまが、「4時間足の20MAは、1時間足では4倍の80MA」になりますので、確認して慣れておいてください。
今回はピンクにしてみました。
下記の4時間足MA目線/上位のトレンド目線、から考えても先程の「トレンドフォローのトレンドの視覚的イメージ」とほぼ同様になります/重要!。
目線について良く理解できていないと思われる方は、別記事で簡単な解説をしていますので、参考にしてください。
【トレード手法必須「目線」の考え方】初心者トレーダーさんが意識すべき重要な転換ポイント!
YouTube版下記も少し参考なるかもしれません。
【勝てるトレード手法構築方法!】自分だけのトレード手法を構築するための5つの基本的な手順!
YouTube版
安全「イメージ」の「トレンドフォロー」の順張り!
まだ大きな損失を経験していない間は、あまり問題ないのですが、一度大きな損失を経験すると、初心者トレーダーさんは特に、損失を恐れて、安全なエントリーポイントを探すようになってしまいます。
「トレンドフォロー」の順張りイメージは、一見安全に思われるのですが、実際比較的安全と思われるブレイクポイント/ロングの場合の、下値切り上げ後の上値切り上げダウ理論的ブレイクポイント、はレジスタンスとして反発が強い場合も多いですし、RR比/リスクリワード比は、そんなに良くなかったりします。
「トレンドフォロー」の順張り視覚的イメージについては、見た通りなので、そんなに難しくはありませんが、次の理解にはある程度の勉強とリアルトレードの経験が必要になると思います。
「トレンドフォロー」のテクニカル・エントリーポイント
ここからが今回の重要ポイントになりますが、前記のような「トレンドフォロー」の順張り視覚的イメージを、当たり前のように持ちながら、実際リアルトレードしていくと、若干「違和感」を感じる場面が少なからずあることに気づかれるかもしれません。
安全なポイントでトレードしようとするとエントリーが遅れ、当然RR比/リスクリワード比が悪くなる!
通常「トレンドフォロー」では、ダウ理論のN字を取りにいくことになるので、デフォルメすると下記の「③」を取りに行くことになります。
タイムフレームは、基本的にどの時間足でも同じ考えです。
エリオット波動でも同様の考え方になります。/第3波!
③の上昇波のエントリーポイントをざっくり考えますと、下記画像のA周辺、AB間、C周辺あたりになりますが、③の波だけに限定して、AまたはBでエントリーした場合を考えると、「Bのエントリーポイント」では③の波の終わりまでの距離が、「Aのポイントでエントリー」した場合の半分以下になります。
このように、押し目からの反発上昇を確認して、少しでも安全と思われる「B」ポイントでのエントリーは、レジスタンスでの反発の危険性、ターゲットに対するRR比/リスクリワード比があまり良くないことを意識して、トレードする必要があります。
「B」でのエントリーの場合、通常ロスカット位置は「A」の少し下になりますので、ロスカット位置も遠くなります。
「A」でのエントリーの場合、エントリー時は①の少し下になりますが、③が形成され、「B」ポイントのブレイクを確認できれば、ロスカットは「A」の少し下に移動できますので、ターゲットに対するRR比/リスクリワード比は最良になります。
注意;忘れないように!
ただし、これは上位トレンドが上向きで、エントリーするタイムフレームでは「逆張り」で考えたほうが「優位性が」高くなるということで、一つのタイムフレームでの「逆張り」の話ではないことを忘れないでください!
※「トレンドフォロー」の時の乖離からの「逆張り」については、別記事にする予定です。
前出のチャートで考えてみましょう。
下記のチャートで、4時間足MA/ピンク、の目線で考えた場合、3つの最適なエントリーポイントが考えられます。
上記は1時間足チャートですが、上位4時間足チャートを見なくても、ある程度正確にポイントを見つけることが出来ます。
①:4時間足20MA/ピンク、の目線上で、ピンクMAをサポートとして押し目を作った段階で、リスクを取れるポイントですので、このチャートに限って言えば、「ベストなロングエントリーポイント」になります。
②と③も同様に十分、リスクを取れたショートポイントだったことが、ご理解いただけると思います。
リスクを取れるだけの自分なりの「裏付け」を持つ!
このように、トレードにおいては、安全を求めるだけではうまく行かないことも多く、大事なのは「リスクを取れる裏付け/よくエビデンスと呼ばれています」を見極める考え方・知識・経験を持つことが重要になります。
いろいろな意見があるとは思いますが、もし今回の記事に何か「気づき」が、ありましたら、知識を整理し直して、再考てしてみてください。
今回のテーマ「トレンドフォローは逆張り」という考え方は、現状を打開するための一つのアイデアですが、これを理解できれば一歩成功へ近づけると思います。
まとめ
このように、トレンドフォローを、イメージでは「順張り」、テクニカル的には「逆張り」と考えて頭の中を整理してトレードすると、混乱がだんだん少なくなると思います。
混乱解消に、少しでも役立つと嬉しいのですが、他にも同様に初心者の方に、参考になりそう「考え方」も若干ありますので、次回から少しシリーズにして記事にしてみます。
ご興味がありましたら、次回も参考にしてみてください。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!
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