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【FXトレード必須】水平線・斜線・平均値線・イメージラインの引き方・考え方!初心者失敗回避
重要な考え方!
「サポート・レジスタンス」と「サポレジ転換」
「サポート・レジスタンス」
基本的に次/下記、の「トレードで使用される主なライン!」のどのラインでも,考え方は同じになります。
赤のラインからグレーの横線を見ると、進行方向の障害になっているので「レジスタンス・ライン」。
一方、ブルーのラインからグレーのラインを見ると、背後から進行方向を支えることになるので、「サポート・ライン」と呼びます。
※あくまで一本の線で考えた場合ですが、同じラインでもプライスとの位置関係で「サポ・レジ」が入れ替わります。

「サポレジ転換」
こちらもあくまで、一本の線で考えた場合になりますが、緑の丸枠内の跳ね返りサポートとレジスタンスの役割が交代したと考えることができるので、「サポレジ転換」と呼ばれます。

【FXトレード最重要】 「サポート・レジスタンス」と「サポレジ転換」の2つの最重要な考え方!
トレードで使用される主なライン!
赤色は裁量で引くので、ラインを引くトレーダーさんの考え方で若干相違があります。
グリーンは、インジケータで自動で引かれるので使用トレーダーさん共通の絶対的なラインとして使用することが出来ます。
ブルーのものは、高値安値に引くのでほとんど同じラインとして使用できますが、若干のズレは出ます。
ただ、プライスはピタリとラインで反応するわけではありませんので、多少のズレはそんなに神経質になる必要もありません。
- 水平線:手動/ローソク足のポイントを繋いだもの
- トレンドライン・チャネルライン:手動/斜めライン
- MA/移動平均線・Moving Average:自動/平均値線
- ボリンジャーバンド:自動/平均値線
- 昨日の4本値ライン:自動/自動で引かれる水平ライン
- auto pivot:自動/水平ライン
- フィボナッチライン:半自動/値に対して自動で引かれる水平ライン
- エリオット波動・イメージライン:手動
水平線:手動/ローソク足のポイントを繋いだもの
「水平線」は、下記赤枠内の「ー」を選択すると簡単に引くことができます。 色や線の種類や太さを変更するには、ライン上で右クリックして「Horizontal Lineのプロパティ」をクリックします。
スタイルの項目で、色や線の種類や太さを変更できます。
ローソク足の邪魔にならないように、「背景として表示」させることも可能です。

トレンドライン・チャネルライン:手動/斜めライン
「トレンドライン」は、下記赤枠内の「/」を選択すると簡単に引くことができます。
完全に一致させることはできないですが、大体捉えることができればOKです。
色や線の種類や太さを変更するには、ライン上で右クリックして「Trendlineのプロパティ」をクリックします。
スタイルの項目で、色や線の種類や太さを変更できます。
ローソク足の邪魔にならないように「背景として表示」させることも可能です。
「チャネルライン」はトレンドラインを選択して、「Ctrl」を押しながらドラッグすると簡単に平行に引くことができます。

MA/移動平均線・Moving Average:自動/平均値線
プルダウンメニューから「挿入」→「トレンド」→「Moving Average」をクリック。
MAの期間・表示移動・種別・適用価格・カラー・線の種類・線の幅等をパラメーター設定できます。
表示移動は「先行・遅行スパン」として使用する場合に設定しますが、特に必要ないのでその他を設定します。
表示移動の表示移動のリアルトレードで有効な設定方法もありますので、また機会がありましたら別の動画にします。
後からパラメーターを編集する場合はチャート上の空きスペースを右クリック、「表示中のインディケータ」をクリックし「Moving Average」を選択します。
MAを用いることで一時的な上昇・下落/ノイズ、の急激な上下のブレにあまり惑わされることなく、マーケット全体のコアなトレンドを見ることができます。
ローソク足/キャンドルとの組み合わせで「トレンド/Trend」「モメンタム/Momentum」「トリガー/Trigger」を確認することでシンプルなトレードが可能になります。
四種類の移動平均線
移動平均線には基本的に4種類がありますそれぞれ特徴を理解しておきましょう。
・単純移動平均線:SMA「Simple Moving Average」
一定期間の終値を平均してライン形成したもの。
移動平均線とは通常単純移動平均線のことになります。
・指数平滑移動平均線:EMA「Exponential Moving Average」
直近価格により比重を置いて算出したもの。
単純移動平均線や加重移動平均線よりも早く反応しますが、その分ダマシも多くなります。
・加重移動平均線:WMA「Linear Weighted Moving Average」
上記と同様に単純移動平均線より直近価格に比重を置いた移動平均線で、単純移動平均線に比べ相場の動きに早く反応するため単純移動平均線と合わせて使われることが多い。
・平滑移動平均線:SMMA「Smoothed Moving Average」
平滑移動平均線はSMAに基づくなめらかな平均線になります。
どの移動平均線が一番であるということはありませんが、最もポピュラーなのは単純移動平均線になります。
詳細は下記をご覧ください!
【移動平均線/MA・MovingAverage】機能的な3つのMA使用方法!
ボリンジャーバンド:自動/平均値線
挿入タブの「インディケータ」→「トレンド」→「Bollinger Bands」を選択すると設定画面が出ますので、お好みで設定します。
期間:20や21や25が多いですが、お好みで設定します。
表示移動:ここでは必要ないです。
偏差:通常は1・2・3辺りですが、2を使用されている方が多いです。
複数設定することも可能です。
適用価格:7タイプ選択できますが、通常は「close/終値」
スタイル:色・線の種類・線の太さ
を設定します。
後からパラメーターを編集する場合はチャート上の空きスペースを右クリック、「表示中のインディケータ」をクリックし「Bollinger Bands」を選択します。

前日の4本値ライン:自動/自動で引かれる水平ライン
「yesterday-ohlc-median-script」
自分で引いてもいいですがこれは必須、前日日足の始値・高値・安値・終値をラインを自動で引いてくれるので、チャートを見た瞬間に状態がわかるようになります。超おすすめ。
「MT4インディケーター貯蔵庫」さん参照:ダウンロードリンク先 https://technical-indicators.com/archives/4728
グリーン:始値
オレンジ:終値
ブルー:安値
レッド:高値
前日日足の始値・高値・安値・終値は水平線の中でもいちばん重要なサポート・レジススタンスですので、常にチェックするか自分で引いておく必要がありますが面倒くさがりの私にはもう涙が出るほどありがたいインジです。
「日足チャート」
「1時間足チャート」/上記チャートと同じもの
並べてご覧いただけるとあると便利なのを理解していただけると思います!
auto pivot:自動/水平ライン
RSIやパラボリックなども考案したワイルダー氏が考案したインジケーターです。
前日の四本値の高値・安値・終値の3つを使って計算し、反発しやすいポイントの目標値をラインで自動表示します。
ピンクのpivotをセンターにして、上下に3ラインずつ自動表示されます。
●レジスタンスライン3/R3
●レジスタンスライン2/R2
●レジスタンスライン1/R1
●ピボットライン(Pivot)
●サポートライン1/S1
●サポートライン2/S2
●サポートライン3/S3
「Daily」「Weeky」「Monthly」をプロパティで設定することが可能です。
本来はサポート・レジスタンスの水平ラインとしてではなく、ブレイク後のターゲット目標値のポイントとしてよく使用されていますが、サポレジとしても良く利用されています。
フィボナッチライン:値に対して自動で引かれる水平ライン
「フィボナッチ・リトレースメント」で反発のポイントを探り、「フィボナッチ・エクスパンション」でターゲットのポイントを探ります。
サポレジとしても良く利用されています。
フィボナッチ・リトレースメントフィボナッチ・エクスパンション
詳細は下記を参考にしてください!
エリオット波動・イメージライン:手動
エリオット波動・イメージラインは、基本的にはライン自体を引くことは余りありませんが、イメージの中で「ソーサートップ・ボトムライン」や「ライントップ・ボトム」として見つけます。
「ライントップ・ボトム」は、裁量で引く水平ラインと同じ感じです。
詳細は下記を参考にしてください。
「エリオット波動の基本的な考え方・パターンと効果的な使い方!」
まとめ
ここに記載したラインが汎用のラインですが、トレーダーさんにより使用方法も考え方も人それぞれです。
最近はこれらのラインを十分理解して、更に自分流の独特のラインを目線として使用されている方もよく見かけます。
私も自分流のラインを一つ使用してますが、「ライントレード」をシンプルにする上で非常に役立っています。
一番大事なのは自分の手法としてどう活かせるかになってきますので、試行錯誤して自分なりのトレード手法がある程度見えてきましたら、それぞれのラインの特徴を最大限に生かして自分のトレードに役立ててください!
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。