トレード基礎

【初心者FXトレーダーさん必見!】失敗回避のための重要な6つの意識!FX 初心者 失敗

【初心者FXトレーダーさん必見!】失敗回避のための重要な6つの意識!FX 初心者 失敗

失敗回避 FX,初心者,失敗

典型的失敗パターン

  1. プロスペクト理論を意識していない!
  2. 初心者の一番多い失敗は「多すぎる初めての口座への入金」!
  3. トレードを難しく考えてしまう!
  4. 自分のトレードルールを言葉で的確に説明できない!
  5. フラクタルなタイムフレームで相場を把握しようとしていない!
  6. トレード利益の3MAラインが上向き収支になっていないのにトレード資金/ロットを大きく増やしてしまう!

トレードで大事なことは「どの考えが正しいか」ではなくて「他人ではなくて自分はどう考えるのかということです!

1.プロスペクト理論を意識していない!

ロスカットが苦手な初心者トレーダーさんが意識すべきの重要な1つの考え方!プロスペクト01

プロスペクト理論「Prospect Theory」

  1. 人は利益を得る場面では確実に手に入れることを優先
  2. 損失を被る場面では最大限に回避することを優先

    する傾向がある。

人は得をするより損をしたくないという思いのほうが遥かに強い

FXトレードをまだ始めたばかりの方は聞いたことがないかもしれませんが、この理論はトレードで失敗するように出来ている人間の特性を説明しています。

90%以上の人が失敗してしまうと言われているトレードの世界ですが、その殆どの方がこの理論のことを知らなかったがためにマーケットから退場させられてしまった、と言っても過言ではないかもしれません。

まだ聞いたことがないと思われる方は一度目を通して、この理論が何を言おうとしているのかしっかり理解してから、スタートしたほうが遥かに勝ちトレーダーへの道を踏み外してしまう確率を小さくすることが可能です!

それくらい重要な考え方ですので、時間があるときにでも一度お読みいただけると良いと思います。

2.初心者の一番多い失敗は「多すぎる初めての口座への入金」!

「当たり前に考える」と、ある程度トレードを理解し利益が出せるようになるまで、通常殆どの場合最低でも3回程度は口座のトレード資金が空になり追加資金を投入せざるを得なくなります。

私も当然3回程度とは程遠い「ある程度」の回数資金追加しましたので w 。

もちろん最初から高額資金を投入して一時的には上手くいくケースもあるでしょうが、それは稀なケースでその後やはり資金を溶かしてしまうケースが多いです。
口座への入金金額3回くらいが平均だと考えると3分の1づつ分けて入金しても、一度は初期トレード資金を全部失ってしまう可能性が非常に高いわけですので、「当たり前に考えて」その間のトレードの資金は少なくても良いのではないかと思います。

マーケットは今の所そんなに慌てなくても当分はなくなることはないですから待っていてくれます。

マーケットは資本主義が消えない限りなくなることはありませんし、ある程度自信がついてから資金を増やしても何も問題ないので、少し長い目で最初の資金管理をしましょう!

トレード口座への最初の入金!/一番最初の資金管理

「ほぼ100%消えてなくなる、と考えたほうがベター!」

たまに見かける天才的なトレーダーさんではない限り、一般的に少なくとも3回は口座資金が0もしくはそれに近い状態になり、追加の資金を用意することになります。

例えば分かりやすいので、100万円のトレード資金を例にしますが、上記の資金追加回数が平均的だとすると、余程のトレードの天才かビギナーズラックじゃない限り1回目の入金で、トレード資金100万全部を初めての口座に全部入金したとしますとほとんど間違いなくそれは泡と消えてしまうと言えるほど非常に確率が高いです。

ビギナーズラックで一時的に大きく増やしそのまま一気に莫大な利益にすることのできる方もいるとは思いますが、多分そんな方でも大半は一時的な成功になる場合のほうが多いでしょう。

最初のトレード資金100万円が飛んでしまった場合、ここですぐに諦めて辞めてしまう人もいるでしょうし、再度100万円入金してトライする人、半分の50万入金して再度トライする人様々でしょうが、確率から考えると2回目の入金でもうまく成功する人もほんの一部の人に限られます。マネー画像ラッキーな人も運だけではそんなに長続きするものでもなく、一度は大きなドローダウンに飲み込まれてしまうでしょうから果たして、3回目の入金まで何人の方がトライして生き残れるでしょうか?

非常に悲観的な見方に聞こえるかもしれませんが、「これが現実のマーケットの世界」です。

ビジネス界などでよく聞かれる「パレートの法則」/例の78:22の法則、はトレードの世界でも生きているようですから、実際大成功を収めているトレーダーさんは利益を出しているトレーダーさんの中のさらに20%、4%くらいでしょうか。

実はこれは悲観的な見方のお話しているのではなく、実践でのトレードの経験と知識が最低でも3年もあればどなたでも気づくことで、トレード資金の管理に対する考え方は下記のように変化するということです。

ある程度自分のトレードの方法が確立できていない状態でトレード資金を全部リスクに晒すのはただの無謀でギャンブルに過ぎないと考えられるようになります。

ですから、トレードの手法もある程度確立できてきて実際リアルトレードでもプラス方向へ結果が向かい始めるまでは、最低でも全トレード資金100万を3分の1、できれば5分の1、10分の1に分割して入金しトライしようと考えられるようになります。

全く経験がない状態でのトレードスタートでしたらまずは10分の1をオススメいたします!

しかもレバレッジは10倍以下に限定します。

この程度だったら、デモ口座やフォレックステスターを使用したトライでも良いのではないかと考えられる方も多いと思いますが、デモ口座やMT4やフォレックステスターでのトレードシュミレーション訓練はあくまでトレード手法の洗練と数値的な確認に有効的な手段です。

リアルマーケットでの損失や利益はデモ等での損益・利益とは全く違うものですので、シュミレーションで大きな利益や損失が出た時の「感情」とリアルトレードでの「感情」とはこれもまた全く違うレベルになります。

実際のトレード資金の10分の1の資金でレバレッジを10倍程度にした状態で少なくとも3週間、できれば3ヶ月単位である程度安定した利益を上げられるまでは本来のトレード資金全部を入金するべきではないと思います。

そうすればトレード資金を守りつつ最低限のリスクでリアルマーケットと向き合い、利益と損失を繰り返しながら感情のコントロールも身につき成功を勝ち取ることも夢ではなくなります。

3.トレードを難しく考えてしまう!

考えすぎる考えすぎると本質が見えなくなり本末転倒してしまいます!

生き残るトップ10%のトレーダーさんの考え方!

マーケットの世界でよく言われているのは利益を大きく上げているトレーダーさんは全体の数%くらいだと上記で書きましたが、多分これはかなり現実に近いのかなあと思います。

何故こんなにも常勝トレーダーさんと負け続けてマーケットの世界から弾き出されてアウトしていくトレーダーさんとの開きがあるのか、何が違うのか少し考えてみました。

あくまで「noahfx」戯言ですが。トップ10%のトレーダーマーケットの動きは(基本的には)ランダムで予想できない」と考えてトレードしている。

「ランダムウォーク理論」は 、簡単に言えば「マーケットはランダムに動くもので予想不可能」と言う考え方ですが、現在では必ずしも100%ランダムに動いているのではないという数学的な検証も出てきていますので、必ずしも100%ランダムではないとは考えています。

トレードの世界は人間の欲の世界でもあるので当然、人間の本質的がその中にも投影されても何も不思議なことではありません。    

いつも「利益を出しているトレーダーさん」はマーケットの値動きの方向を予想することはできなくても勝てないトレーダーの行動は分析できて予想できる、そのことをよく理解しています。

始めたばかりの頃は、プライスが上がるか下がるかをどう予想し判断するかがすべてのように感じますが、勝ち続けているトレーダーさんは常にマーケットの状況を見て他のトレーダーはどう行動するだろうかと考えています

「負け続けているトレーダーさんの行動は予想できる」と考えてトレードしている。

常勝トレーダーさんもプライス/値動きはランダム傾向が強く予想はできないが、いつも負けている90%とも言われるトレーダーさんのプロスペクト理論的な心理行動を把握していて、一般的なトレーダーさんの反応は予想することができるので、これを逆手に取り優位性のあるトレードすることができる。 

つまり「利益を出しているトレーダーさん」は、経験の浅いまだトレードの手法が固まっていない(主に初心者)トレーダーさんの心理的な動きを利用して勝ち続けてきているので、そのことを理解し、利用される側から利用する側の立ち位置に立てるようにならないと利益を上げるのは難しいわけです。

マーケットメーカーには逆らわない/特に株式」と考えてトレードしている。

AI最先端の金融業界でも、以前はコンピュータにメタトレードと呼ばれる人間が命令コマンドを書いてトレードさせて、ただ人間の代わりにトレードさせているレベルでしたが、今ではAIの学習能力で更に人間の一般的なトレードに対する人間の行動心理を一瞬に把握するのは一番得意で簡単なことなので、それに打ち勝とうなんて到底無理な話です。

ですので個人トレーダーさんの場合は、彼らのトレード軌跡が大きな波として現れる長めのタイムフレームでのトレンドを常に意識しながら、「フラクタル」な考え方でマーケットの動きを捉えて、それに必至についていくことが必要になります。

こちらができることは、マーケットの動向を人間心理を逆手に取りながら利用するマーケットメーカー/AIがどう判断し、トレードを組み立てくるかをよく観察しながら彼らの動きを少し遅れてもいいので把握し、それに逆らわずについていくことだけです。

力関係001

では個人トレーダーレベルでトレードするためにはどうすれば良いのでしょう?

個人トレーダーの一番の優位な点はやはり小回りの効く点なのでそれを活用することです。

マーケットメーカーのトレード資金量が圧倒的な分、欠点はマーケットでの小回りが効かない点なので、個人トレーダーはマーケットメーカーの流れに逆らわずに彼らのトレードの軌跡が現れる大きな波のフラクタル/マルチタイムトレンドの全体像をしっかり把握し、それに対する順張り・逆張りで対応するしかないということです。

そのためには複雑なトレード手法を一通り経験し、そこからトライ&エラーを繰り返しながら洗練してシンプルなトレード手法に辿り着ければ生き残れる可能性は高くなります。

トレードへの参加者の殆どは利用される側のままでアウトさせられてトレードの世界から退場させられてしまいますが、狭いですが反対の側に立つチャンスはあるのでそこを突き詰めていきます。

初心者の方の資金がどんどん吸い上げられていく仕組みのトレードの世界ですので、まず常勝トレーダーさんに利用されないトレーダーになるにはどうしたら良いか自分自身で考えなければなりません

STUDY

studyトレードを始めて「メンター」になり得る優秀なトレーダーさんが身近にいるとラッキーなのですが、いない場合やはりネット情報の商材やマニュアル本や高額なセミナーなどにどうしてもはまり込んでしまうのでできれば避けたいですね。

近くに既にかなりな利益を上げてるトレーダーさんがいれば、見様見真似でトレードするだけでもリアルトレードの経験を積む毎に自分に必要なものが少しづつ見えてくるのですが、そうでない場合はどうしても「聖杯」手法を探し始めてしまいます。

初心者のトレーダーさんが思っているような誰でもが簡単に勝てるようになる手法/聖杯、はトレードの仕組み上ありえないのですが、なかなか自分ではその事に気づかないので他に頼るようになってしまいます。

「今までの経験から当たり前に考える」と勝っているトレーダーさんほど様々な経験をして苦労しながら考え方を突き詰めて、最終的には洗練された自分のシンプルな思考でトレードプランをを組み立てていると考えます。

シンプルな手法を心がける!

シンプルな思考

私が知る限りではという条件ですが、かなりな利益を上げているトレーダーさんで特殊な手法を用いている方は見たことがありません。

初心者の頃は高額な資金を動かしているプロのトレーダーさんは常勝で特別な手法を駆使していると思いがちですがほとんどのプロのトレーダーさんは基本的なトレードの考え方を熟知していて一貫性を保ちながらそれらに従ってトレードしていると言えます。

複雑なトレード手法を使用して常に上下している通貨ペアを監視して億単位の資金を動かすのは無理です。

少なくとも個人で億単位のトレードをされているトレーダーさんは、かなりシンプルなトレードイメージでトレードされています。

そうしないと生き物のように動いているマーケットあまり複雑な考え方ですと迷いや間違いがが生じやすいのでシンプルにならざるを得ないです。

初心者さんも常に「シンプルなトレード」を心がけてトレードされたほうがいい結果になると思います。

オリジナルの計算方法で数値を弾き出し利用されている方もいますが、それは自分のトレードの判断基準の一つとして使用しているだけで「トレード手法」自体は非常にシンプルな場合がほとんどです。

では「トレード手法」というのは何なの、ということになりますがそれは「トレードイメージ」だと思っています。

長い経験の優秀なトレーダーさんはテクニカルだけではなくてファンダメンタルでもそうですが、いろんな数字データやチャートの形状などから意識・無意識に自分オリジナルの条件(いわゆる「トレードルール」と呼んでるもの)を作り出してそれに沿ってシンプルにトレードしています。

よく「メンタルを鍛える」とかも聞きますが、簡単に言ってしまえばそのルールに従ってエントリーして損失が出ればルールに従って「ロスカット」、利益が出れば「テイクプロフィット」するだけしかないので行き着いてしまえば「メンタル」も何もないでしょう。

ただ初心者の頃には特に「感情のコントロール」は大切な必要事項にはなります。

感情の影響しないトレードスタイルの構築!

感情のコントロール

トレードはあまり難しく考えてもいけない!

  1. 難しく考えすぎると判断が遅れ「タジタジ病」に陥る。
  2. 実戦段階で複雑な手法だと「感情」が入り込む。
  3. トレード後の検証でどの考え方が正しくて、どの考え方が間違いだったのか判断つかなくなる

ただ初めからシンプルなトレード手法になることはないので、無駄なトレードや損失トレードをたくさん経験して、それからシンプルに洗練していけば良いです、「不要な知識の断捨離」です。

一つの例ですが、私はトレードをチェスや将棋のようにゲームとして捉えることにしています。

将棋で言えば、トレンドラインは「角」、水平ラインは「飛車」、ダウ理論は「桂馬」、プライスアクションは「金銀」、チャートはチェス・将棋盤と言ったところです 。

チャートを将棋・チェス盤、トレンドライン「角」、水平ライン「飛車」、ダウ理論「桂馬」、プライスアクション「金銀」と考えて、上位下位タイムフレームの水平・斜め・垂直の動きも重ねて、フラクタル目線でマーケット全体を見ているとGPSのように狙いのポイントが見えてきます!

人間ですのでミスも良くしますし、損失が出れば当然ですが利益が出た場合にも色んな感情が出てきますので、どうしても「ルール」に従うことが出来ない状況が出てきます。

ただこれは「慣れ」なのでデモやテスター上の結果ではなくて、リアルトレードで損失を抱えたり、大きな利益を取り損なったり、経験を積み重ねている間に感情に左右されていてはダメだと気づけば、何とかあまり感情の影響しないトレードができるようになります。

ここがトレーダーとしての大きな分かれ道になります。

しかし殆どの初心者トレーダーさんはネットや本の情報に惑わされて他力本願的なルールに頼ったりするので、大半がこの経験を自身で乗り越えて上位数%の「稼げるトレーダー」に入れないで辞めてしまうことが多いです。

商材や本の捉え方も自分のルールを作り上げるための一つの要素ではありますので、買ってみて試したり沢山の本を読むことも必要だと思いますが、所詮他人の考え方なので結果的にはそれらは単に自分のトレードの経験の一部・一要素にしか成り得ないと思います。

トレードに限らず他の世界でも一つのビジネスの中にいろんなビジネスが混在して成立しているわけですので、自分のビジネスの利益を確保するために「楽な方法があるよ」と誘うビジネスも当然成立するでしょう。

しかし思うような利益が取れるようになるためには残念ながら余程の偶然やチャンスに恵まれない限り「お金と時間」という人生でも最も大事な要素の大きな犠牲がないと無理かもしれませんので誘いに乗りたくなるのも無理はありません。

私が知る限りの狭い世界かもしれませんが、ネット上にはこの人が初心者の時に私の先生/メンター、だったら多分最短で最も少ない犠牲で勝てるようになっただろうと思えるトレーダーさんが最近は少なからずいらっしゃいます

TEACH

メンター

自分のトレードスタイルと同じ方向で成功しているトレーダーさんを真似る・研究する!

どのトレーダーさんが自分のメンターになり得るのかは、トレーダーさんご自身の性格や生活やトレード環境により違いますので、これもご自身で見つけるしかありません。

自分のメンターかも知れないと思えるトレーダーさんのトレードの考え方を、徹底的に真似て身につけるのが高い商材を買うより近道です。

「真似る」 → 「真似ぶ」→ 真似ぶ

良い先生を見つける判断基準は、現時点で自分と同じトレード手法で「トレードは難しく考えないほうがうまくいく」というトレードイメージを持っていて、シンプルで一貫性のあるトレードをされている方だと思いますので探してみてください。

トレードには「トレンドフォロー/順張り」「リバーサル/逆張り」の手法がありますが、個人的には初心者の間は「トレンドフォロー/順張り」をオススメいたします。

自分でまずはデモでもテスターでもリアルでも良いですが、ある程度自分で研究しトライ&エラーしてみて、どちらの手法が自分にベターなのかの判断をしてから探されると良いと思います。

商材・トレードサロン等は個人的には初心者のうちはオススメいたしませんが、ある程度トレードの世界全体像が見えてくるまでは、無料のセミナーやインターネットやyoutubeで検索して得られる知識だけで十分だと思います。

4.自分のトレードルールを言葉で的確に説明できない!

SNSなどで外へ発信だけではなくノートにまとめ整理するのも「アウトプット」

トレードノートトレードルールを構築する方法については別途書く予定ですが、その経過の中で必要なのが「アウトプット」だと思います。

「当たり前に考える」と言葉もしくは文字で自分のトレードルールを明確に表現できなければ、ルールはまだ未完成、まだ完全にイメージできていないと言えます。

ある程度安定した利益を出せるまで洗練できたものであればブログやTwitterなどでの発信も良いと思いますが、最初はそれは無理なので外へ発信するのではなく、いわゆる「トレードノート」的なものに言葉として書き残すのは有効な手段だと思います。

言葉として自分のトレードルールを的確にシンプルに書き出せない間は、まだ認識が不十分で本当の意味で理解できていないと考えたほうが良いです。

詳細なトレード記録を残すのはなかなか大変ですが、トレード記録専用のノートが販売されていたりしますので、とりあえずそれらを利用して少しずつ書き留めながら自分流に洗練していくのもありです。

私の場合はエクセルと同じような簡単なデータベースソフトに時間や価格やエントリーした条件など記録していたのですが、条件が10くらいまで煮詰められて書き留めなくても頭の中でトレードイメージを整理できたところで、一度詳細なトレードノートを書くのは止めました。

その後は頭の中で模索が結構長い間続いたのですが、ある日再開し2回目はトレーイメージの構築にだけ集中しトレードルールを3つまで絞り込みました。

その後、トレード結果に大きな変化が出てきてほぼ独自のトレード手法として構築できました。

オススメは無料のマインドマップや「Evernote」が最適でどこでも書き換えたり整理し直したりできるので便利で、トレード条件数だけ、その時は10程度だったので10のノートを作り徹底的に一項目ずつ納得行くまでトライ&エラーの実戦テストして洗練していきました。

evernote01結構負けが続いたり勝ちが続いたりの不安定なトレードでしたが、更に5個くらいまでトレード条件が少なくなり更に、洗練し煮詰めて3つまで条件を洗練した結果、トレードがこの辺りから必然的にプラスの方向へ向き始めました

その時感じたのが、今まで「トレードを難しく考えすぎていた」、やはり「シンプルがベスト」なんだという反省でした。

ただ、これはいろんな思考を取り留めがつかないくらい巡らせて混乱して、試行錯誤から抜け出した結果なのでやはり「プロセスは必要」です。

どうしても一人で作業を続けていると、先入観からか「難しいはずだ」との思いが強くなりがちで、「トレードで勝つためには高度な複雑な手法が必要なのだ」と自分で自分を洗脳してしまっていた感じでしょうか。

結局、今のスタイルのシンプルトレードのベースの考え方が出来上がり今でもまだ洗練中ですがもう磨き上げる部分も残り少なくなってきた感じがしますので、「ほぼ完成」だと感じています。

トレード手法・ルール条件を、とにかく洗練し尽くしてシンプルにする!

言葉で説明でポイントは何かということなのですが、トレードにおいては「エントリー」と「エグジット」の2項目しかすることはないので、ネット上に溢れている情報から自分に合う情報を引っ張り出してきて、それを自分用に洗練して「腑に落とし込み」自分の考えの中に完全に取り込み一貫性のあるトレードのイメージ」が常に描かれている必要があると思っています。

  1. 「知識として知っている」
  2. 「内容を解っている」
  3. 「リアルトレードでその通りに行動できている」この3つは別物ですので、しっかりを意識してください!

初心者トレーダーさんの場合、具体的には何もインジケーターやオシレータを表示させていないデフォルトのMT4などのチャート(キャンドル/ロウソク表示のみ)を見て、どこでエントリーすれば利益をあげられる/もしくはあげられた、かをまず徹底的に分析し、そのエントリーポイントでどのような変化が起こった場合に、大きくプライスが動いているのか、トレーダーはどんなマーケットの状況になるとトレードを仕掛けているのかを盗み取って自分のものにしていきます。

同様にエグジットでも同じ分析と方法を繰り返していきます。

noahfx流ですと「当たり前を当たり前にやれるトレード」ですので、当たり前の「Trend: トレンド」「Momentum: モメンタム」「Trigger: トリガー」の3つを徹底的に調べ上げるだけでいいと思っています。

「トレードのトリニティ:3種の神器」

  1. 自分では「Trend: トレンド」をどう定義するか。
  2. 自分では「Momentum: モメンタム」をどう定義するか。
  3. 自分では「Trigger: トリガー」をどう定義するか。

慣れるまでは結構難しいのですが、このシンプルに定義した3つの条件をマーケットイメージとして頭の中でオーバーラップさせリアルトレードできることが大事です!

これをシンプルに言葉で説明できるようになれば必ず勝てます、この3つが「トレードのトリニティ:3種の神器」だと思っています。

キャンドル/ローソク足だけでこれを読めるようになるまではそれなりの時間がかかると思いますが、ローソク足だけの表示でどこまでいけるのか挑戦するのもいい経験になり面白いです。

キャンドル/ローソク足だけである程度「Trend: トレンド」「Momentum: モメンタム」「Trigger: トリガー」が読めるようになってくると、これに1本のMA/Moving Average 「21(数字的には他との連携を取りやすい20がオススメ)」を加えるだけで更に的確に読めるようになります。

これが実は「グランビルの法則」になります。

トレードの基礎知識の中で「法則」「理論」の名前のつくものがありますが、これらは数年チャートを試行錯誤していくと自然と見えてくるものなのです。

上記がある程度理解できてきて、更に優位性を持てる判断ができるようになるにはどうしたら良いでしょうか?

答えは「フラクタル/更に上位のマルチタイムフレームでのトレード判断」になります。

詳細は長くなるので別記事に書きたいと思いますが、もし上記が普通に出来るようになれば少なくとも簡単には負けないトレーダーになれますし、上位トレーダーの仲間入りの可能性が大幅に上昇することになるでしょう。

5.フラクタルなタイムフレームで相場を把握しようとしていない!

フラクタル今までの説明は、一つのタイムフレームでの分析で「Trend: トレンド」「Momentum: モメンタム」「Trigger: トリガー」を読む必要性でしたが、それが体に染み付くまで訓練できましたら、次は一番重要な「フラクタルなトレードイメージ」の構築できるようにします。

「当たり前に考えて」、4時間足をトレンドの方向・1時間のトレンド方向をモメンタムと考えて、さらに同じ方向へ下位のローソク足が伸びれば利益になりやすいと考えられます。/これが「パーフェクトオーダー」の考え方

マーケットの全体像は、一つのカレントタイムフレームのキャンドル/ローソクと一本のMAでは見えてこないので、更に上位のタイムフレームを1つ加えて、複数のイメージをオーバーラップさせてマーケットの状況を把握できるようにします。

「慣れるまでは結構難しいです。」

この2つ以上のタイムフレームでマーケットの全体像を把握する方法が、フラクタルな相場/マーケットの把握になります。

「フラクタル」という単語は日本ではあまり使用しませんが、「一部が全体と自己相似な構造を持っている図形のことで、シェルピンスキーの三角形/シェルピンスキーのガスケット」と呼ばれるものが代表的です。/覚える必要はないです。

非常に単純ですが、重要なのは4時間足1時間足のタイムフレームの動きが同期しているのか、それとも相反した動きになっているかどうかということになります。

これらの同期もしくは相反している状況をどうイメージで捉えて重ね合わせてリアルトレードするかが重要なキーになり、それらを補完してわかりやすくしてくれるのがインジケーターやオシレータになるでしょう。

このフラクタルな考え方でマーケット分析ができるようになりますと、一つのチャートだけで見ている時よりも「ほんの少し」だけですが、「優位性のあるエントリー・エグジットが可能」になります。

この「ほんの少しだけ」がトレードの世界では大きな違いになって現れてくるのです。

そしてこれのベースになるのがお聞きになったことがあると思いますが「ダウ理論」「エリオット波動」「グランビルの法則」です。

これがトレーダーとしての将来を分ける大事な要素になると思っていますので、一度は格闘してみてください。

それから思ったより難しいのがエントリーの「タイミング」です。

これも納得いくエントリーの条件/トリガー、が見つかるまでかなり模索が必要になりますが、これの改善により収支は大きく変わってくるのでその辺りも気にかけながら手法の洗練に頑張りましょう!

6.トレード利益の3MAラインが上向き収支になっていないのにトレード資金を大きく増やしてしまう!

「当たり前に考える」と基本的には100万円の10%10万円利益を毎月出せない人が1億円のトレード資金で10%1000万円の利益を毎月出せるとは考えないですよね。

いくつかの期間タイプの3単位で利益を出せれば安定して勝ち続けることができると考えていますので,

下記でご説明いたします。

2020つまり
1日単位で考えますと、1日・2日・3日/2日・3日・4日/3日・4日・5日—————–
のようにどの3日間をとっても収益がプラスになっている、「収支の3日足MA」の上向きですね。

※もちろん期間中でもロスカットはありますし、1日単位ではマイナスの日もあるでしょうが、大事なのは「3日トータルでは負けることはない」という自信が持てるようになるので、後は厳格にルールを守れるかどうかにポイントが集中できてきます。

1週単位で考えますと、1週・2週・3週/2週・3週・4週/3週・4週・5週—————–
でも同様に、「収支の3週足MA」の上向き。

月単位でも同様に、「収支の3月足MA」の上向き。

月単位で半年ほどの間、3ヶ月区切りで安定した利益が出せれば最強のトレーダーの入り口に立っていることでしょう。

夢のように聞こえるかもしれませんが、シンプルなトレードルールで上記を常に守り続けているトレーダーさんが上位数%の常勝トレーダーさんなんです。

まとめ

いろんな考え方があるとは思いますが、初心者トレーダーさんが折角勉強し沢山の時間と費用を掛けて勉強されるのでしたら、下記を少しでも意識されて勉強されたほうが、安全で最短のショートカットだと思っています。

  1. プロスペクト理論を意識していない!
  2. 初心者の一番多い失敗は「多すぎる初めての口座への入金」!
  3. トレードを難しく考えてしまう!
  4. 自分のトレードルールを言葉で的確に説明できない!
  5. フラクタルなタイムフレームで相場を把握しようとしていない!
  6. トレード利益の3MAラインが上向き収支になっていないのにトレード資金/ロットを大きく増やしてしまう!

少しでも初心者トレーダーさんに参考になれば嬉しいです!

ありがとうございました!

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