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【滑り込み!】Windows7から10アップグレード手順とトラブル回避/PCが重いイライラ解消。
重要なトラブル回避注意事項!
Windows7SP1からWindows10へアップグレードする場合にWindows7 SP1で使用していた「USBドライバー」を完全に削除してからアップグレードしないとUSBが正常に機能しない場合があります。
下記「5.インストールに必要な作業の確認」互換性のないドライバーのアンインストールで「USBドライバ」「SATAドライバ」古い「グラフィックドライバ」のアンインストールが促されない場合「デバイスマネージャー」「アプリのアンインストール」を確認し確実に削除したほうがベターです。
症状トラブル例/Windows7とWindows10のドライバーが干渉していると。
- オンボードの拡張USBがケースフロントUSBも含めて使用できない。
下記画像のピンクの枠内の2つほどは使用できる場合が多いが他は機能しない。 - スリープ復帰/USB機器が接続されない。
- スリープ復帰/インターネットが接続されない。
- その他システムが不安定
などPCが重くなりイライラです。
ドライバーと代用対策についての詳細は別記事をご覧ください!
「緊急!Windows7から10へアップグレードする場合にUSBが機能しないトラブル!」
Windows10発売時に無償アップグレードキャンペーンが行われていましたが、マイクロソフトは公表はしていないものの現在でもWindows10にアップグレードしたことがあるPCであればWindows7 SP1/8.1に戻している場合でも再度Windows10にすることができます。
正規ライセンス認証されているWindows7 SP1が稼働している無償アップグレードキャンペーン対象機種でしたら、現在でも無償アップグレードキャンペーン中と同じ方法でWindows10にアップグレードできています。
Windows10システム要件その他の詳細は下記の赤枠内でご確認ください。
Windows10のダウンロード:https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
Windows8ダウングレード権使用のWindows7 SP1の場合はWindows8.1からアップグレードできます。
アップグレード手順
アップグレードしたいWindows7を起動した状態で下記サイトへアクセスします。
1.「ツールを今すぐダウンロード」をクリック
2.「適用される通知とライセンス条項」の同意
実行すると下記の画面になりますので「同意する」をクリックします。
3.「実行する操作」の選択
「同意する」をクリックすると次の「実行する操作を選んでください」の画面になります。「このPCを今すぐアップグレードする」 を選びこのままアップグレードしても良いのですが、「別のPCのインストールメディアを作成する」/後ほど解説、を選びUSBメモリやDVDのインストールメディアを作成しておいた方が今後の他のパソコンへのアップグレードややり直しする場合のためにも良いです。
4.「このPCを今すぐアップグレードする」/先にはこちらを説明
「このPCを今すぐアップグレードする」 を選択して「次へ」に移動すると3.2GBほどのインストールデータのダウンロードが始まりメディアの作成が始まります。
ダウンロードが完了するともう一度「更新される通知とライセンス条項」の表示になるので「同意する」をクリックします。
5.インストールに必要な作業の確認
ドライバー互換性のチェック作業が開始されます。
このプロセスが最初にご説明したドライバ等の確認ですのでここでWindows7のUSBドライバを確実に削除します。
互換性の問題が何かある場合
問題がある場合は「次の作業が必要です」の画面になりますので「引き継ぐものを変更」をクリックします。3つの選択がありますが「個人用ファイルのみ」や「何もしない」では設定やアプリがすべて削除されてしまいアプリの入れ直しや再設定が必要になりますので「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選びトライします。
問題があるアプリを削除/アンインストールする必要がある場合
互換性の問題があるアプリケーションを削除するように表示されますので、「アンインストールボタン」を押して削除、もしくは「手動でアンインストールする」ものはコントロールパネルの「プログラムと機能」「プログラムのアンインストールと変更」から手動で削除します。
問題がある可能性がある場合
Windows10に未対応の古いグラフィックカードなどで出る場合が多く製造元も新しいドライバーを出していなかった場合「確認」ボタンを押して進むしかないので、このまま進み問題が発生した場合新しいグラフィックボードが必要になる場合もあります。
重要な注意事項!/再再確認!!
Windows7 SP1からWindows10へアップグレードする場合にWindows7 SP1で使用していた「USBドライバー」を完全に削除してからアップグレードしないとUSBが正常に機能しない場合がありますと最初に書きましたがここでもう一度慎重に確認してください。
USBドライバーのアンインストールが促されない場合でも「デバイスマネージャー」「アプリのアンインストール」を確認しもしドライバーを確実に削除したほうが良いです。
詳細は別記事のをご覧ください!
「緊急!Windows7から10へアップグレードする場合にUSBが機能しないトラブル!」
マイクロソフトの「Security Essentials」は強制的に削除されますが「確認」の画面が出てきますので、「確認」をクリックし「情報の更新」をクリックします。
6.互換性の問題がフィックスできたらいよいよ「インストール開始」
互換性の問題がすべて解決できましたらアップグレードのインストールを開始します。
別のPCのインストールメディアを作成する場合/こちらをオススメ!
1.「ツールを今すぐダウンロード」をクリック
2.「適用される通知とライセンス条項」の同意
実行すると下記の画面になります。
3.「実行する操作」の選択
「同意する」をクリックすると次の「実行する操作を選んでください」の画面になります。
「別のPCのインストールメディアを作成する」を選びUSBメモリやDVDのインストールメディアを作成しておいた方が今後の他のパソコンへのアップグレードややり直しする場合のためにも良いです。
4.「言語、アーキテクチャ、エディションの選択」
「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択して「次へ」をクリックしますと下記「言語、アーキテクチャ、エディションの選択」画面になりますので「次へ」をクリックします。
5.「USB フラッシュ ドライブを選んでください」
インストールメディア作成する「USB フラッシュ ドライブ」を選択します。
※「USB フラッシュ ドライブ」・「DVD」・または「ISO ファイル」にインストールメディアを作成することが出来ます。
ダウンロードサイズ:3.22GB
※ここでドライブを間違うと選択したドライブの内容がすべてが消えてしまいますので慎重に間違わないように何度も確認して選択してください!
間違いがないことが確認できましたら「次へ」をクリックして進みます。
6.「インストールメディア作成」
「次へ」をクリックすると「Windows10をダウンロードしています」画面になります。
そのままで「Windows10のメディアを作成しています」画面になります。「USB フラッシュ ドライブの準備ができました」の画面で完了です。何でも良いですがフォルダをクリックしてPCをクリックしドライブを表示させますと「ESD-USB」の名前でアップグレード用メディアが作成されていますので、開いて「setup.exe」をクリックするとアップグレードが開始されます。まとめ
アップグレードのインストール時間はPC環境により違いますのでかなり時間がかかる場合もありますが時間に余裕がある時にゆっくりトライしてください。
Windows10後に元のバージョンに戻したくなった場合、回復メニューから元のOSに戻せますが以前は30日だった期間が現行バージョンでは短縮され短くなっています。
念の為にバックアップソフト、もしくはお持ちでない場合はコントロールパネルから「ファイルのバックアップまたは復元」「システムイメージ」のバックアップを取り同時に「システム修復ディスク」を作成しておかれると便利です。
いかがでしたでしょうか?
文字にすると複雑そうに感じるかもしれませんが実行すると意外と簡単です。
下記にパソコンの反応を改善する記事をいくつか書きましたのでご覧ください。
- ハードディスクのクリーンアップ(別記事・基礎編①)
- アドウェア・PUP・スパイウェアのスキャン削除(別記事リンクこちら)
- 不要なプログラムやファイルの整理・フォルダの整理
- 不要な機能・サービスの停止削除(別記事・基礎編②)
- インターネット(TPC)の設定(別記事リンクこちら)
- コマンドプロンプトでのシステムの修復(別記事・中級編③)
- Windowsのメモリ管理欠点解消!(別記・付録④)